「残念ながら、シオタニは一人しかいない」
サンフレッチェ広島は9月23日、J1第31節で柏レイソルと敵地で対戦。0-0で引き分け、勝点1を持ち帰った。
この一戦で、広島のスタメンは少なからず話題を呼んだ。DF塩谷司、MF川辺駿、MFキム・ジュソン、FW東俊希など。主軸の3-4-2-1なら、塩谷とキム・ジュソンがCB、川辺はボランチ、東はウイングバックもしくはボランチが想定される。どんな布陣になるのか、発表直後からSNSでは“予想合戦”が繰り広げられていた。
結果は、キム・ジュソンがCB、塩谷はボランチ、東はウイングバック、川辺はシャドーに入った。そのなかで目を見張るパフォーマンスを見せたのが塩谷だ。
本来はCBで、ボランチでの出場は「1年前ぐらいだと思います。たぶん去年の夏ぐらい。覚えてないです」という36歳は、久々のポジションで見事に適応。守備ではセカンドボールの回収やボール奪取を披露し、攻撃でも正確な縦パスを繰り出す。
58分にはFWジャーメイン良を狙って浮き球のパスを出すと、ボールはボックス内で相手DFの手に接触。VARが介入し、主審がオンフィールドレビューを行なった結果、ハンドは認められなかったが際どいシーンを演出した。
攻守に活躍した塩谷のボランチ起用について、試合後にミヒャエル・スキッベ監督はこう述べた。
「シオタニがJリーグで一番のディフェンダーというのは間違いないと思いますし、同時に日本で一番のボランチだとも思っています。残念ながら、シオタニは一人しかいないので、どっちかで使うしかできない状況です。どこで使っても彼のパフォーマンス、活躍ができると思っています。彼がサンフレッチェにいてくれ、すごく嬉しいです」
そして「まだまだ31歳なので、これから何年もプレーしてくれると思います」とほほ笑んだ。
この一戦で、広島のスタメンは少なからず話題を呼んだ。DF塩谷司、MF川辺駿、MFキム・ジュソン、FW東俊希など。主軸の3-4-2-1なら、塩谷とキム・ジュソンがCB、川辺はボランチ、東はウイングバックもしくはボランチが想定される。どんな布陣になるのか、発表直後からSNSでは“予想合戦”が繰り広げられていた。
結果は、キム・ジュソンがCB、塩谷はボランチ、東はウイングバック、川辺はシャドーに入った。そのなかで目を見張るパフォーマンスを見せたのが塩谷だ。
本来はCBで、ボランチでの出場は「1年前ぐらいだと思います。たぶん去年の夏ぐらい。覚えてないです」という36歳は、久々のポジションで見事に適応。守備ではセカンドボールの回収やボール奪取を披露し、攻撃でも正確な縦パスを繰り出す。
58分にはFWジャーメイン良を狙って浮き球のパスを出すと、ボールはボックス内で相手DFの手に接触。VARが介入し、主審がオンフィールドレビューを行なった結果、ハンドは認められなかったが際どいシーンを演出した。
攻守に活躍した塩谷のボランチ起用について、試合後にミヒャエル・スキッベ監督はこう述べた。
「シオタニがJリーグで一番のディフェンダーというのは間違いないと思いますし、同時に日本で一番のボランチだとも思っています。残念ながら、シオタニは一人しかいないので、どっちかで使うしかできない状況です。どこで使っても彼のパフォーマンス、活躍ができると思っています。彼がサンフレッチェにいてくれ、すごく嬉しいです」
そして「まだまだ31歳なので、これから何年もプレーしてくれると思います」とほほ笑んだ。
では、ボランチ起用を本人はどのように感じていたのか。塩谷は試合当日に突然告げられたと明かす。
「(チーム練習でも)一回もしていないです。今日の昼に聞きました。全然こういうのでビックリしなくなりました。スキッベさんは、そういうことをする方なので。『あ、そうか』みたいな」
自身のプレーについては「久々だったので、特に守備のところで『これで合っているのかな』と思いながらプレーしていました」とし、こう続ける。
「守備ではセカンドボールを拾い二次攻撃、三次攻撃と行けるように。あとは相手のカウンターを受けないように意識していました。柏さんがやりたかったことは、やらせないようにできたと思います。やられてしまったこともありましたけど、試合を通じては上手くできたかなと。
考えてプレーするタイプではなく、周りに合わせるのを意識しているので。どうすれば周りの選手がやりやすいか、良いプレーができるかは常に考えながらやっていますけど、あまりサッカー理論とかは疎いので。そこまでは意識していないですね」
また指揮官の“31歳発言”に関して報道陣から水を向けられると、「そういうことを言うので、あの方は役者ですよね、少しは労わってほしいです」と笑顔を見せた。
チームは直近4戦は無敗だが、3試合連続の引き分けで、首位の鹿島アントラーズとの勝点差は9に開いた。柏戦での無得点について塩谷は「できるところに関しては、何が足りないって言われたら、その答えを持ってないので、シュートを打ち続けるしかないじゃないですか」とコメントした。
広島は次節、27日にアビスパ福岡と敵地で相まみえる。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
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自身のプレーについては「久々だったので、特に守備のところで『これで合っているのかな』と思いながらプレーしていました」とし、こう続ける。
「守備ではセカンドボールを拾い二次攻撃、三次攻撃と行けるように。あとは相手のカウンターを受けないように意識していました。柏さんがやりたかったことは、やらせないようにできたと思います。やられてしまったこともありましたけど、試合を通じては上手くできたかなと。
考えてプレーするタイプではなく、周りに合わせるのを意識しているので。どうすれば周りの選手がやりやすいか、良いプレーができるかは常に考えながらやっていますけど、あまりサッカー理論とかは疎いので。そこまでは意識していないですね」
また指揮官の“31歳発言”に関して報道陣から水を向けられると、「そういうことを言うので、あの方は役者ですよね、少しは労わってほしいです」と笑顔を見せた。
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