強豪ナイジェリアとカメルーンが敗退危機!? “超過酷でカオス”なW杯アフリカ予選

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2025年09月12日

1位と2位では“天国と地獄”

アフリカ予選で苦しんでいるナイジェリア。(C)Getty Images

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 2026年開催の北中米ワールドカップでアフリカ地区の出場枠は「9.5」枠。アジア地区の「8.5」枠よりも多いが、正直、アジア予選よりもアフリカ予選のほうが超過酷だ。

 アフリカ予選のグループステージは6か国ずつ9組に分けられ、ホーム&アウェー方式で総当たり戦を行なう。本大会にストレートで出場できるのは各組1位の計9か国。プレーオフに進出できるのは各組2位のうち上位4か国で、その4チームによるトーナメント戦を制した1か国が大陸間プレーオフの出場権を得る。グループの1位と2位では“天国と地獄”であり、そこが「超過酷」とした根拠だ。

 残り2節となったグループステージで、すでに本大会行きを決めたのはE組のモロッコとH組のチュニジア。ともにワールドカップ出場歴があり順当な勝ち上がりだが、他グループでは波乱も起きている。

 例えばグループCでは“ポット1”のナイジェリアが大苦戦。南アフリカ、ベナンの後塵を拝し、現在3位に甘んじている。また、グループDでは“ポット1”のカメルーンを押しのけてカーボベルデが本大会出場に王手をかけるなど、驚きを伴う展開だ。
 
 現時点で各組の1位は以下のとおりだ。A組から順にいくと、エジプト、セネガル、南アフリカ、カーボベルデ、モロッコ、コートジボワール、アルジェリア、チュニジア、ガーナで、順当の色合いが濃い。

 興味深いのは2位の顔ぶれである。成績上位順に並べると、ガボン(F組)、マダカスカル(I組)、コンゴ民主共和国(B組)、ブルキナファソ(A組)、カメルーン(D組)、ナミビア(H組)、ウガンダ(G組)、ベナン(C組)、タンザニア(E組)となり、この中でワールドカップ本大会に出場経験があるチームは2つ。カメルーンとコンゴ民主共和国(旧ザイールとして1974年大会に出場)だけだ。

 現時点でプレーオフ進出圏内は、ガボン、マダカスカル、コンゴ民主共和国、ブルキナファソ。本大会ベスト8の実績があるカメルーンも予選敗退の危機にある。

 強豪も伏兵も入り混じった“カオス”のプレーオフ枠争い。グループリーグ残り2節の戦いでいったいどんなドラマが生まれるのか。

構成●サッカーダイジェストWEB編集部

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