U-20W杯行きも諦めていない! 約11か月ぶりの代表で示したい自らの可能性。大岩J初招集の名和田我空がミャンマーの地で誓った覚悟と決意【現地発】
カテゴリ:日本代表
2025年09月01日
7月半ばにはアヤックスに短期留学
神村学園時代には高校年代ナンバーワンアタッカーと称され、右足の高精度のキックで数々のビューティフルゴールを生み出してきた。世代別の日本代表での活躍も目覚ましい。2023年のU-17ワールドカップではラウンド16でスペイン相手にゴールを決めた。
一方でプロ入り後は開幕スタメンを勝ち取ったものの、分厚い選手層に阻まれて思うような結果を残せていない。名和田我空、19歳。G大阪でプロ1年目のシーズンを送る有望株は自らの価値を示すべく、ミャンマーの地で新たな一歩を踏み出そうとしている。
8月29日、ミャンマーで開催されるU-23アジアカップ予選に臨むU-22日本代表のメンバーが発表。昨年10月に行なわれたU-18日本代表のスペイン遠征以降、日の丸を背負っていなかった名和田はこのメンバーに名を連ね、大岩剛監督率いるチームに初招集された。
ヨーロッパで活躍する後藤啓介など4名の海外組がリスト入りしたものの、9月下旬に開幕するU-20W杯で主力を担うMF佐藤龍之介(岡山)やMF大関友翔(川崎)といった面々が不参加となるなかで、チャンスが巡ってきた。
プロ入り後は出場機会を得られず、苦戦を強いられてきた名和田。J1第28節終了時点でリーグ戦の出場はわずか3試合。プレータイムも82分に留まっており、ゴールも挙げられていない。“ポストユース”における強化策の一環でU-22Jリーグ選抜の活動に参加しながら試合勘の維持に務めてきたが、結果を出せなかった。
一方でプロ入り後は開幕スタメンを勝ち取ったものの、分厚い選手層に阻まれて思うような結果を残せていない。名和田我空、19歳。G大阪でプロ1年目のシーズンを送る有望株は自らの価値を示すべく、ミャンマーの地で新たな一歩を踏み出そうとしている。
8月29日、ミャンマーで開催されるU-23アジアカップ予選に臨むU-22日本代表のメンバーが発表。昨年10月に行なわれたU-18日本代表のスペイン遠征以降、日の丸を背負っていなかった名和田はこのメンバーに名を連ね、大岩剛監督率いるチームに初招集された。
ヨーロッパで活躍する後藤啓介など4名の海外組がリスト入りしたものの、9月下旬に開幕するU-20W杯で主力を担うMF佐藤龍之介(岡山)やMF大関友翔(川崎)といった面々が不参加となるなかで、チャンスが巡ってきた。
プロ入り後は出場機会を得られず、苦戦を強いられてきた名和田。J1第28節終了時点でリーグ戦の出場はわずか3試合。プレータイムも82分に留まっており、ゴールも挙げられていない。“ポストユース”における強化策の一環でU-22Jリーグ選抜の活動に参加しながら試合勘の維持に務めてきたが、結果を出せなかった。
船越優蔵監督が率いるU-20W杯を目ざすチームには1度も招集されていない。かつてU-17W杯でともに戦った佐藤やGKピサノ・アレクサンドレ幸冬堀尾(名古屋)がA代表を経験するなど、旧友たちがステップアップする中で、もがき苦しんだ。だが、名和田もさらなる成長を目ざし、課題と向き合いながら与えられた場所で必死に戦ってきた。
「もっと試合中に視野を広げたらいいと思うところはある。なんで試合に出られていないかは考え続けているし、何が足りていなくて何が優れているのかを考える時間がたくさんあった。何か大きく足りていないというよりは、判断のところ。技術は通用する部分があるので、判断のところで前に急ぎ過ぎてしまうところがあるのは自負しているので、試合の中でコントロールしたい」
そうした積み重ねを経て、7月半ばにはオランダの名門アヤックスに短期留学。トップチームでトレーニングするなど、貴重な経験を積んだ。「運ぶドリブル、剥がすドリブル、パスのレベルが高い」と感じ、世界基準を知れた点も自分の肥やしになったのは間違いない。
その中で挑む今回の代表活動。神村学園時代に背負った慣れ親しんだ背番号14を身に纏い、どのようなプレーを見せるのか。
28年夏のロス五輪を目ざす大岩ジャパンはまだ産声を上げたばかりで、今回が2回目の活動となる。現在はラージグループの形成を進めている段階で、レギュラーはまだ決まっていない。今回のアジア杯予選で結果を残せれば、自らの立ち位置が変わる可能性を秘めている。U-20W杯行きも諦めていない名和田にとって、今回の活動は大きなチャンスだ。
「(U-20W杯前に)こういうチャンスが最後に巡ってきたのは何かの縁」。凛々しい表情で意気込みを語った背番号14に迷いはない。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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