日本代表DF町田浩樹は、昨季に68失点と、ブンデスリーガ18クラブ中ワースト2位だったホッフェンハイムがピンポイントで獲得を熱望した補強選手だ。
昨シーズンに15位と低迷したホッフェンハイムは、首脳陣にごたごたがあったり、気がついたら抱える選手数が41人になったりと、クラブ内の混乱ぶりは外からも感じられた。
大量に選手を放出したこの夏は、チームの刷新を進めるうえで、特に守備陣の立て直しは緊急テーマだっただけに、クラブのスポーツ部門代表アンドレアス・シックラーが「このポジションに求めていたクオリティをまさに持ち合わせた選手として、マチダを見つけることができた」と期待の言葉を口にしたのもうなづける。
昨季途中から指揮を取るクリスティアン・イルツァー監督は「来季は安定感をもたらし、成功に向けて成長していくチームを作れるかがカギになる」と話していたが、まさに町田はその“鍵”を握る選手だ。
ベルギーリーグのユニオン・サン=ジロワーズで競り合いやヘディングの強さだけではなく、守備時のポジショニングの的確さで高い評価を受けていた町田。クロスからの守備に難を抱えていたホッフェンハイムにとって、着実にボールを跳ね返すことができるCBの存在がもたらすものは大きい。
また昨季のホッフェンハイムは自分たちの軽率なミスでボールを失い、カウンターのケアもうまくバランスが取れてないことも多く、そのまま守備を崩されてというシーンも相当に多かった。それだけに的確なビルドアップからの精度の高い展開力がCB陣に求められる。
攻守のバランスをもたらす存在
ユニオン時代に町田はこんなことを口にしていた。リバプールとのヨーロッパリーグのホームゲームで、勝利した後のミックスゾーンでのコメントだ。
「アウェーでは、個人としても、チームとしても、ボールを持つのを怖がっている場面があって、なかなか自分たちの時間だったり、テンポをもたらすことができなかった。今回はしっかり守備ブロックを敷いたなかでも、自分たちでボールも持てていましたし、堅守速攻の部分はうまくいったかな。僕のところで持ち運べると思ってたんで、そこはできるだけ持ち運ぼうと思っていた」
ドイツ代表のオリバー・バウマンという、足下のスキルもビルドアップからのパス出しのバリエーションにも優れたGKがいるだけに、後ろからの組み立ての起点作りを明確にし、そこから前線へイメージ通りのパスをあてる機会が増えてくれば、攻守ともにクオリティはアップしてくるはず。
攻守のバランスをもたらす存在として、27歳のCBは即戦力として期待されている。
文●中野吉之伴
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