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東欧からの助っ人コンビがデビュー。川崎は期待の新戦力ロマニッチ、ウレモヴィッチとどう融合していくのか

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2025年08月10日

脇坂が語ったのは

デビューしたFWラザル・ロマニッチ(写真左)とCBフィリップ・ウレモヴィッチ(写真右)。チームは福岡に2-5で敗れた。(C)SOCCER DIGEST

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[J1第25節]川崎 2-5 福岡/8月9日/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

 川崎と福岡の一戦は、前半のうちに川崎にふたりの退場者が出るなど珍しいゲーム展開となり、9人対11人で進んだ試合は73分のVARの介入によるPK判定もあって福岡が2-5で勝利した。

 川崎にとっては悔しい結果となった一戦で、デビューを果たしたのが、夏の新戦力として加入したクロアチア代表経験もある28歳のCBフィリップ・ウレモヴィッチ(←ハイドゥク・スプリト/クロアチア)と、かつてU-19セルビア代表に選ばれた27歳のFWラザル・ロマニッチ(←FKヴォイヴォディナ/セルビア)だ。

 もっとも先発したウレモヴィッチは15分にVARの介入によって危険なタックルと判定され一発退場しただけに、パフォーマンスの多くは分からないままであった。

 一方、72分に投入されたロマニッチは9人の戦いでスコアもビハインドを強いられていたなかで、最前線でボールをキープして味方と連係し、ゴールに迫るなど力強いプレーも見せた。
 キャプテンの脇坂泰斗は、新助っ人について試合後に説明してくれた。

「2人とも非常に力のある選手ですし、それを今日のゲームで出せたシーンと足りなかったシーンがあると思うので、そこはチームでやっていく必要もあると思います。

 ただまだ合流して間もなく、トレーニングマッチもしてない状況での今日。それでもロマ(ロマニッチ)は9人の状況でもすごくキープしてくれたし、推進力もあった。足もとで受けられますし、背後も出られるなど、なんでもできる選手なので、より合わせていきたいです。

 フィリップ(ウレモヴィッチ)も紅白戦で落ち着きやコーチング、メンタリティの部分などを出してくれていました。次は出られないですが、またその次に期待したいです」

 また同じFWの小林悠も新たなライバルとなるロマニッチを評した。

「良い選手ですよ。練習から周りの使い方も巧いし、ピッチ入ってもやれるだろうなと。これからも力になってくれると思います。自分は彼らのアグレッシブさやパワーは分かっているので、自分はそこでないところ、しっかり自分の良さで勝負したいです」

 福岡戦の敗戦で、覇権奪回へより苦しい状況となったが、今後の巻き返しへ、東欧からの新戦力ふたりとの融合は大きなポイントになる。どうチームに組み込んでいくのかは楽しみだ。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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