世界最高峰は伊達じゃない
横浜F・マリノスが7月30日、国際親善試合で日本代表のキャプテン遠藤航が所属するリバプールと日産スタジアムで対戦。55分に植中朝日が先制点を奪ったものの、その後に猛反撃に遭い、1-3で敗れた。
遠藤のほか、モハメド・サラー、フィルジル・ファン・ダイク、フローリアン・ヴィルツら各国のスターを揃えるプレミアリーグ王者相手に、特にどんな部分で差を感じたのか。マリノスのGK朴一圭は、実体験を次のように伝えた。
「多分まだ慣らしの段階だと思うけど、やっぱ要所では上手だったなと。1番違うのは、うちもそうだけど日本って結構ショートなパスが多いなかで、海外はロングボールの質がすごく高い。サイドチェンジするボールや背後に蹴るボールのズレが本当にない。そこで一発でしっかりチャンスを作る質が高いから、あれだけ上手く押し込んだりする。
日本だったらちょっと躊躇して蹴らなかったりするけど、お構いなしに蹴るじゃないですか。空いてるから蹴ろうって。彼らは多分、インサイド(キック)と同じぐらいの感覚で蹴ってると思うんですけど、そこの質がマジでめちゃくちゃ高いです」
遠藤のほか、モハメド・サラー、フィルジル・ファン・ダイク、フローリアン・ヴィルツら各国のスターを揃えるプレミアリーグ王者相手に、特にどんな部分で差を感じたのか。マリノスのGK朴一圭は、実体験を次のように伝えた。
「多分まだ慣らしの段階だと思うけど、やっぱ要所では上手だったなと。1番違うのは、うちもそうだけど日本って結構ショートなパスが多いなかで、海外はロングボールの質がすごく高い。サイドチェンジするボールや背後に蹴るボールのズレが本当にない。そこで一発でしっかりチャンスを作る質が高いから、あれだけ上手く押し込んだりする。
日本だったらちょっと躊躇して蹴らなかったりするけど、お構いなしに蹴るじゃないですか。空いてるから蹴ろうって。彼らは多分、インサイド(キック)と同じぐらいの感覚で蹴ってると思うんですけど、そこの質がマジでめちゃくちゃ高いです」
守っていて最も厄介に感じた選手には、昨季のプレミアリーグMVPサラーを挙げた。
「サラー選手は中に入ってきた時にシュートと、ファーサイドにちょんって少し落とすようなボールをすごく蹴ってきてたので...そこら辺はキーパーとして、結構深い位置に蹴ってきてるので、本当は予測して狙ってあげたいけど、シュートもあるじゃないですか。
サラー選手が入った時はいつも以上に緊張感というか、駆け引きみたいなものがすごくあったので疲れました。あの人がボール持った時は、他の人よりリラックスできないというか、身体に緊張感がグッて入っちゃうのはありました」
33歳のエジプトの王は、昨季にリーグ最多の29ゴールを挙げると同時に、これまた最多の18アシストを記録。ゴールとアシストを最高レベルで両立させている点が、とんでもなく厄介度を高めている。
「自分でも行けるけど、味方も割とシンプルに使ってくるので、そこでサラー選手に釘付けになる。自分も(鈴木)冬一もサラー選手に対応に行くじゃないですか。だけど、切ってるコースすら『あの人からしたら本当に切れてるのか』って思っちゃうので、ちょっと予測が立てづらい部分があり、そこですごい神経を使いましたね」
世界最高峰は伊達じゃない。プレー1つ1つで違いを感じさせる。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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「サラー選手は中に入ってきた時にシュートと、ファーサイドにちょんって少し落とすようなボールをすごく蹴ってきてたので...そこら辺はキーパーとして、結構深い位置に蹴ってきてるので、本当は予測して狙ってあげたいけど、シュートもあるじゃないですか。
サラー選手が入った時はいつも以上に緊張感というか、駆け引きみたいなものがすごくあったので疲れました。あの人がボール持った時は、他の人よりリラックスできないというか、身体に緊張感がグッて入っちゃうのはありました」
33歳のエジプトの王は、昨季にリーグ最多の29ゴールを挙げると同時に、これまた最多の18アシストを記録。ゴールとアシストを最高レベルで両立させている点が、とんでもなく厄介度を高めている。
「自分でも行けるけど、味方も割とシンプルに使ってくるので、そこでサラー選手に釘付けになる。自分も(鈴木)冬一もサラー選手に対応に行くじゃないですか。だけど、切ってるコースすら『あの人からしたら本当に切れてるのか』って思っちゃうので、ちょっと予測が立てづらい部分があり、そこですごい神経を使いましたね」
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