2025年7月30日、なでしこジャパンのニルス・ニールセン監督がオンライン取材に対応。そこで「なぜクラブとは異なるポジションでプレーさせるのか」と質問されると、指揮官は独自の見解を述べた。
「クラブでMFを任されていても、他のポジションに適応できると判断すれば代表チームに招集します」
実際、ニールセン監督はFWの千葉玲海菜(フランクフルト)や昨季WEリーグMVPでウイングバックの山本柚月(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、アタッカーの矢形海優(マイナビ仙台レディース)などをサイドバックで起用しているが、そこには確かな意図があった。
「日本の選手は知的で、異なるポジションに適応してプレーする能力を持っています。ポジションで選手を選ぶなら、20人のMFを選ぶことになります。そのセクションに優秀なプレーヤーが多いですから。私が重視しているのはポジションではなく、選手の資質です」
そして指揮官は自ら「サイドバックについて多く議論してきました」と言葉を継ぐ。
「正直、クラブでのポジションをそれほど重視していない」ニールセン監督が語る“ポリバレントの重要性”「彼女は本来FWだが…」【なでしこジャパン】
カテゴリ:女子サッカー
2025年07月30日
なぜSBに攻撃的な選手を起用するのか
「なぜそこに攻撃的な選手を起用するのか。それは、ゲームを優位に進めたいからです。他の国では守備的なポジションかもしれませんが、私たちのチームではそうではありません。創造的で攻撃的な選手が必要です。
正直、私はクラブでのポジションをそれほど重視していません。選手の個人的な資質に注目し、それが私たちのゲームコンセプトにどう適合するかを見ています。例えば上野真実選手(サンフレッチェ広島レジーナ)は本来FWですが、E-1選手権ではMFでプレーさせたほうがボールに触れる回数が増え、彼女のパス能力を活かせると判断しました。複数のポジションをこなせる能力はチームに大きなメリットをもたらします」
「スペシャリストも必要」と明言したニールセン監督はそのうえでポリバレントの重要性を次のように強調した。
「ひとつのポジションしかできない選手は、私たちのような強いチームで十分な出場時間を得るのが難しくなります」
ポリバレントは今後のなでしこジャパンで重要な鍵になりそうだ。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
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「スペシャリストも必要」と明言したニールセン監督はそのうえでポリバレントの重要性を次のように強調した。
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