• トップ
  • ニュース一覧
  • 「戦争がなくなることを祈っていました」中田英寿が伝えた、平和への想いとサッカーでできること「多くの人の行動、考え方を変えられるスポーツ」

「戦争がなくなることを祈っていました」中田英寿が伝えた、平和への想いとサッカーでできること「多くの人の行動、考え方を変えられるスポーツ」

カテゴリ:日本代表

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年07月27日

ジーコ氏、小野伸二氏らと共に献花

広島にサッカー界のレジェンドが集結した。写真:鈴木颯太朗

画像を見る

 元日本代表監督のジーコ氏が主宰するチャリティーマッチ「Zico All-Star Game For Peace HIROSHIMA 80 Years」が、7月27日にエディオンピースウイング広島で開催される。

 同日の午前、ジーコ氏、中田英寿氏、小野伸二氏、中田浩二氏、セードルフ氏、アルシンド氏らが、広島の平和記念公園・慰霊碑前で献花を行なった。

 報道陣の取材に応じた中田英氏は、「とにかく、今この世の中から戦争がなくなることを祈っていました」と話した。そのうえで、「サッカーを通じての平和」に関しては、次のような考えを示した。

「やはりサッカーはこれだけ多くのファンが世界中にいますし、そういった意味では多くの人の行動、考え方を変えられるスポーツなのかなと。自身も色んなところでチャリティーマッチに出ていますし、僕らが動くことで何かできることがまだまだある。(選手を)やめてだいぶ経ちますけど、今回も世界中から色んな選手が来て、それによってこれだけの多くの方たちが集まって、またさらにメッセージを送れるのは、それはやっぱサッカーの力だと思います」
 
 また、小野氏は「何年経っても傷が癒えることはないと思いますけど、世の中がもっと平和になっていけるように祈りました」と伝え、中田英氏と同様に今回のようなチャリティーマッチの意義を語った。

「忘れてはいけないことですが、時間が経つにつれて薄れていってしまう。そういうなかで、世界の活躍したスーパースターが来ることで、また目が向けられて、『忘れちゃいけないんだ』ってことを思い出させることが、すごく大きな役割になっているんじゃないかなと思います」

 今年で終戦から80年。かつて長崎とともに原子爆弾を落とされた広島で祈りを捧げた。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

【記事】「本当に日韓戦なのか」アウェー韓国のスタジアムで目にした“異様な光景”【現地発】

【記事】「お前、選手か?スタッフか?」元日本代表主将が“屈辱”の経験。クラブW杯出場チームにホームの練習施設から追い出され…

【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? Jリーガーが好きな女性タレントランキングTOP20を一挙紹介
【関連記事】
「平和のメッセージを伝え続けたい」ジーコがセードルフ、中田英寿らと共に平和記念公園で献花。スーパーレジェンド集結で広島騒然
「森保さんが注意しないと」闘莉王が日本代表ベテランの“行為”に苦言 「すごく気になっている」
「信じられない経験をした」F・トーレスが日本時代を回想!「だから1年しか滞在しなかった…」
「日本、アホちゃうか」本田圭佑、WBCのサッカー熱への影響に関する問いにバッサリ!「なんでレベルの低い話をしなきゃいけないのか」
「話にならない」内田篤人、海外移籍について若手の“姿勢”に物申す「行けば。どこでもいいじゃん」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年8月号
    7月10日(木)発売
    今、面白いクラブを総力特集‼
    悲願のJ1復帰へ
    ベガルタ仙台2025
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年8月7日号
    7月17日発売
    名門リバプール「完全ガイド」 詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ