待望の移籍後初ゴールを決めた。

　浦和レッズは７月23日、J１第21節（延期分）で湘南ベルマーレとホームで対戦。33分にマリウス・ホイブラーテンの得点で先制し、45＋４分に追加点を奪う。

　スコアラーは小森飛絢。シント＝トロイデン（ベルギー）へのレンタル移籍を経て、今年６月に千葉から完全移籍で加入した24歳は、荻原拓也の左CKにニアで反応。打点の高いヘディングシュートを流し込んだ。

　試合を中継した『DAZN』で解説を務めた元日本代表FWの佐藤寿人氏は、「質の高いボールが荻原からアウトスイングで入りました。ストーンを外すような形で入ってきた」とコメントし、こう続ける。

「あとはこの小森飛絢の合わせ方ですよね。前に入っていくというよりかは、その場でスタンディングのような形で、垂直にジャンプしていくなかで一番高いところで合わせました。こういった合わせ方のうまさは、ジェフでしっかりと得点を挙げてきたところで、このJ１までステップアップしましたし、素晴らしいJ１初ゴールになりましたね」
 

　小森のゴールでリードを広げた浦和は後半、71分に関根貴大の得点で３点差に。77分に１点を返されたが、90＋４分にチアゴ・サンタナのダメ押し弾で突き放し、４－１で快勝した。

　試合後のフラッシュインタビューに対応した小森は、自身のゴールに「ホッとしています」と安堵。「オギ君からすごく良いボールが入ったので、本当に当てるだけでした」と振り返る。

　貴重な得点源として期待されるストライカーは、ファン・サポーターに向け「今日も素晴らしい応援、ありがとうございました」と感謝し、「これからも勝って、勝って、勝ちまくるので、熱い応援よろしくお願いします」と伝えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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