現役時代はセレッソ大阪などで活躍した元日本代表FWの柿谷曜一朗氏が、テレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「FOOT×BRAIN+」に出演。香川真司と乾貴士から受けた衝撃を語った。
柿谷氏はC大阪のアカデミー育ちで、2006年に16歳の若さでトップチームとプロ契約を結んだ。それまでは「好き勝手にプレーしてきて、自分より凄い選手はいないんじゃないか」と思いながらプレーしていたと明かす。
そのなかでプロ入り後は苦悩もあった。年齢は1学年上の同期である香川真司とも差を感じたという。
「ライバルとは言えないです。お互いに高校生のままプロになって。真司くんはボランチをやっていて、僕は前めなので、そもそもポジションが違って。その時の監督が(香川に)『技術もあって運動量もあるから、アタッカーをやってみろ』となったタイミングで、急に爆発し出したんですよ。
サッカーセンスもIQも、運動量もあって。何より、試合になったら練習以上の力を出せる選手なので。僕は真逆で。練習では楽しくて好きなことができるけど、試合になったらサポーターがいて緊張して縮こまって、プレーができない。だから本当に羨ましくて」
「僕はオフの日はサッカーをしたくないタイプだった」
さらに08年シーズンの途中、柿谷氏と同じポジションだった乾の加入で、試練が続いた。
「さらに香川真司が輝いて、乾貴士も(前所属の横浜F・)マリノスではくすぶっていたのが嘘みたいな活躍をした。それで、2人で行っちゃったんですよ。周りは『いやいや、曜一朗も負けてないよ』と言ってくれていたけど、僕の目から見て圧倒的だったんです」
後に香川はドイツのドルトムントやイングランドのマンチェスター・ユナイテッドでリーグ優勝に貢献し、乾はスペインで存在感を示した。当時、2人との差はどこにあったのか。35歳の“ジーニアス”は、メンタル面を挙げる。
「僕よりも圧倒的にサッカーが好き。僕はオフの日はサッカーをしたくないタイプだった。真司くんは身体のことや、いろんなことを試す。乾くんは、ただただサッカーが好きなので、休みの日もサッカーをしたい」
その後、柿谷氏は周囲の協力もあり、時間が経ってから2人のような高い意識を取り入れた。そして13年に初の日本代表入りを果たし、翌年のブラジル・ワールドカップに出場したのだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】柿谷曜一朗はかつて「とんでもない人間だった」。練習の10分前に起床「プロじゃない。朝ごはんも食べていない」
【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は?「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」TOP20を一挙紹介
【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える”タレント&モデルの妻たち”
「さらに香川真司が輝いて、乾貴士も(前所属の横浜F・)マリノスではくすぶっていたのが嘘みたいな活躍をした。それで、2人で行っちゃったんですよ。周りは『いやいや、曜一朗も負けてないよ』と言ってくれていたけど、僕の目から見て圧倒的だったんです」
後に香川はドイツのドルトムントやイングランドのマンチェスター・ユナイテッドでリーグ優勝に貢献し、乾はスペインで存在感を示した。当時、2人との差はどこにあったのか。35歳の“ジーニアス”は、メンタル面を挙げる。
「僕よりも圧倒的にサッカーが好き。僕はオフの日はサッカーをしたくないタイプだった。真司くんは身体のことや、いろんなことを試す。乾くんは、ただただサッカーが好きなので、休みの日もサッカーをしたい」
その後、柿谷氏は周囲の協力もあり、時間が経ってから2人のような高い意識を取り入れた。そして13年に初の日本代表入りを果たし、翌年のブラジル・ワールドカップに出場したのだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】柿谷曜一朗はかつて「とんでもない人間だった」。練習の10分前に起床「プロじゃない。朝ごはんも食べていない」
【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は?「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」TOP20を一挙紹介
【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える”タレント&モデルの妻たち”