J２のジェフユナイテッド千葉は７月17日、モンテディオ山形のMFイサカ・ゼインの完全移籍での加入を発表した。

　イサカは東京都出身の28歳で桐光学園高、桐蔭横浜大を経て、川崎フロンターレでプロキャリアをスタート。横浜FCへの期限付き移籍を経験した後、昨シーズンからはモンテディオ山形でプレーしていた。右サイドを主戦場に、今季はここまで23試合に出場して１ゴールをマーク。Jリーグ通算では、130試合に出場して14得点を記録している実績ある選手だ。

　新天地への移籍にあたって、イサカ選手は千葉の公式サイトを通じて次のように心境を発信した。

「この度モンテディオ山形から加入する事になりましたイサカ ゼインです。歴史あるジェフユナイテッド千葉の一員となれる事を嬉しく思っています！チームの目標に対して自分の持っている力を120%出し続けていきます。これからよろしくお願いします！」
 

　また、山形に対してはこう感謝を示した。

「この度ジェフユナイテッド千葉に移籍する事に決めました。まずはこのタイミングでこの移籍をする事、チームの目標の道半ばで移籍をする事を申し訳なく思っています。

　人としても選手としても尊敬出来る素晴らしいチームメイトやスタッフ、フロントの方たちに支えられて、共に闘ってこられたここでの日々は、人としても選手としても大きく成長させてもらいました。だからこそ目標を共に達成出来ず悔しいし、責任を感じています。ただ一度しかないキャリアの中で新しい挑戦をする機会を逃したくないという思いでこの決断をしました。

　どんな時も熱い応援をしてくださったサポーターの方々へ感謝の言葉を伝えられず去る事が心残りですが、これからの自分の活躍を届けていけるように努力していこうと思っています。

　２年半という時間でしたが、この山形が大好きになりました。モンテディオ山形の選手として戦えたことは忘れられない時間になりましたし、幸せな時間でした。今まで本当にありがとうございました」

　千葉での背番号は「42」に決定。イサカの加入により、現在J２で２位のジェフ千葉は、優勝、昇格を目ざす戦いに向けてさらにチームを強化することになる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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