森保一監督が率いる日本代表は、韓国で開催されたE-1選手権で2大会連続3度目の優勝を果たした。
初戦の香港戦は6-1で完勝。続く中国戦は2-0で制し、最後の韓国戦は1-0で競り勝った。
アジアの宿敵に打ち勝って掴んだタイトル。韓国戦後の会見で、森保監督は「私は、このE-1、これで3回目の参加になりますが、1回目の参加の時、釜山で韓国に敗れて、優勝を逃しました」と振り返り、次のように続けた。
「メディアのみなさんも、もちろん、この対戦を楽しみにして、お互いの国の誇りを持って戦うのは、ピッチ上にいなくても思いは同じかなと思います。しかしながら、勝てば称賛だけ、負ければすべて批判というところ、私自身も釜山で負けた時には、批判の中に身を置きました」
当然ながら「プロとして、そして国の代表として、負ければ批判というところは覚悟しています」。一方で、「勝っても負けても、成果と課題があるのは、メディアのみなさんも、そこは多様な見方で我々の戦い見ていただき、両国のサッカーがより世界に向けて発展していくようにしていただければ嬉しい」との思いもある。
「両国のサッカーがより世界に向けて発展していくように」
通訳が伝えたあと、森保監督は「続けてもいいですか?」と発し、韓国との“共闘”を口にする。
「我々は親善試合等々、世界の強豪チームとなかなか親善試合で強化をすることが日程的にも難しくなっています。日本と韓国が良きライバルとして、良き仲間として、アジアを引っ張っていく、そして世界で勝っていくために、お互い、しのぎを削りながら、協力し合って、世界に向けて挑んでいくということをやっていかなければいけないと思います」
勝負になれば、負けられない相手だ。ただ、その関係性は敵対心だけでつながれているわけではない。日本と韓国。共に切磋琢磨し、高め合いながら、世界の舞台で戦っていきたいと願っている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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