終盤の86分に追い付かれる
7月13日、韓国で開催されているE-1選手権(東アジア選手権)の第2戦で、3連覇を目指す日本女子代表が韓国と対戦。37分にMF成宮唯のゴールで先制したものの、終盤の86分に追い付かれ、1-1で痛恨のドローに終った。
ニルス・ニールセン監督はこの試合で、昨季のWEリーグでMVPに輝いたアタッカーの山本柚月を右SB、これが代表デビューとなる同じくFW登録の浜田芽来を左SBで先発させる強気の選手起用を見せた。
デンマーク人指揮官は、4-0で快勝した初戦の台湾戦でも、FWの矢形海優を左SBで起用。その25歳が先制点を挙げ、采配を的中させていた。
アタッカーをSBに置くことで、ウイングと連係してサイドで起点を作り、そこから中盤の選手、あるいはウイングかSBのどちらからポケットに走り込んでチャンスを構築するが狙いのひとつだろう。
実際、右ウイングの愛川陽菜のパスに反応して飛び出した成宮が決めた先制点もこの動きからで、山本のフリーランキングが利いていた。
もちろん、シンプルにサイドから仕掛けてクロスを送り込むのという点でも効果的だ。
ニルス・ニールセン監督はこの試合で、昨季のWEリーグでMVPに輝いたアタッカーの山本柚月を右SB、これが代表デビューとなる同じくFW登録の浜田芽来を左SBで先発させる強気の選手起用を見せた。
デンマーク人指揮官は、4-0で快勝した初戦の台湾戦でも、FWの矢形海優を左SBで起用。その25歳が先制点を挙げ、采配を的中させていた。
アタッカーをSBに置くことで、ウイングと連係してサイドで起点を作り、そこから中盤の選手、あるいはウイングかSBのどちらからポケットに走り込んでチャンスを構築するが狙いのひとつだろう。
実際、右ウイングの愛川陽菜のパスに反応して飛び出した成宮が決めた先制点もこの動きからで、山本のフリーランキングが利いていた。
もちろん、シンプルにサイドから仕掛けてクロスを送り込むのという点でも効果的だ。
ただ、この大胆な策は、なでしこジャパンが主導権を握って押し込むという前提があって成り立つもの。押し込まれる展開なら本職のDFを使ったほうがいいのはいうまでもない。
アジアのライバルである韓国に対して、しかもアウェーの地で、その超攻撃的な布陣を試みたのは興味深い。勝利には結びつかなかったものの、攻撃的サッカーを目指すというニールセン監督の意思表示とも言えるだろう。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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