有村監督の喝で団結力が高まる
届きそうで届かなかった。昨年のインターハイ決勝で、FW名和田我空(現・G大阪)を擁した神村学園は昌平に対し、2度のリードを奪いながらも残り5分で2失点。2−3の逆転負けで、初の日本一を逃した。
あれから1年。大エースが卒業し、今季はU-18高円宮杯プレミアリーグWESTの開幕4試合で1分3敗。その間には1ゴールしか奪えず、苦しい時期を過ごした。だが、尻上がりに調子を上げ、迎えたインターハイ予選では、決勝で鹿児島城西を3−1で撃破。高校No.1ストライカー、FW大石脩斗(3年)を完璧に抑え、8大会連続11回目の出場を決めた。
持ち前の攻撃力は、昨季と変わらない。テンポの良いパスワークとコンビネーションで崩すスタイルは健在。加えて今季は状況に応じてロングボールを取り入れ、臨機応変なスタイルでゴールを重ねてきた。
直近のプレミアリーグでは、2試合で9得点。名古屋U-18を4−2で下すと、6月29日には鳥栖U-18を5−0で倒し、簡単には止められない雰囲気を漂わせている。
チームの柱は1年次からレギュラーを務めるMF福島和毅(3年)。世代別代表歴を持ち、Jクラブの練習にも参加した司令塔は、推進力と正確なパスでゲームを作るだけではなく、苦手だったミドルシュートでもゴールが奪えるようになった。
「存在感がある」と有村圭一郎監督が口にしたように、鳥栖U-18戦で躍動。ミドルレンジから鮮やかに先制点を決め、巧い選手から怖い選手に変貌を遂げつつある。
前線の組み合わせもバリエーション豊か。豊富な運動量と飛び出しが武器のFW日髙元(3年)、181センチの高さで勝負するFW倉中悠駕(3年)、万能型のFW徳村楓大(3年)、技巧派のMF佐々木悠太(3年)、世代別代表歴を持つMF花城瑛汰(2年)が相手や状態に応じてユニットを組む。
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持ち前の攻撃力は、昨季と変わらない。テンポの良いパスワークとコンビネーションで崩すスタイルは健在。加えて今季は状況に応じてロングボールを取り入れ、臨機応変なスタイルでゴールを重ねてきた。
直近のプレミアリーグでは、2試合で9得点。名古屋U-18を4−2で下すと、6月29日には鳥栖U-18を5−0で倒し、簡単には止められない雰囲気を漂わせている。
チームの柱は1年次からレギュラーを務めるMF福島和毅(3年)。世代別代表歴を持ち、Jクラブの練習にも参加した司令塔は、推進力と正確なパスでゲームを作るだけではなく、苦手だったミドルシュートでもゴールが奪えるようになった。
「存在感がある」と有村圭一郎監督が口にしたように、鳥栖U-18戦で躍動。ミドルレンジから鮮やかに先制点を決め、巧い選手から怖い選手に変貌を遂げつつある。
前線の組み合わせもバリエーション豊か。豊富な運動量と飛び出しが武器のFW日髙元(3年)、181センチの高さで勝負するFW倉中悠駕(3年)、万能型のFW徳村楓大(3年)、技巧派のMF佐々木悠太(3年)、世代別代表歴を持つMF花城瑛汰(2年)が相手や状態に応じてユニットを組む。
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とりわけ、前線で核になるのが徳村だ。指揮官もその実力に太鼓判を押す。
「鳥栖戦はシャドーに置いたけど、最前線でもプレーできる。本当にいろんなポジションで対応できる。右に置いても左に置いても機能する。でも、今は走る回数が一番多いので、一番前に置いたほうが相手も嫌がる。ゴールまで行けるので、あいつは(もっと)面白くなるし、止められないと思います」
守備陣も今年はサイズがあり、185センチの守護神GK寺田健太郎(3年)、キャプテンでU-18代表の中野陽斗(3年)を軸に安定感が高まり、大崩れしなくなってきた。加えてチームとしてポジティブな要素は団結力が増してきたことだ。
インターハイ予選終了後、チームは次のプレミアリーグまで2週間ほど期間が空いた。そのなかで選手たちに少し緩んだ雰囲気があったという。有村監督が喝を入れ、「何もしていないけど、大丈夫か?」と訴えかけると、選手たちが自分たちで相手の分析などを実施。考えることの重要性に気付き、以降は自発的に行動をするようになった。
「考える習慣は大事。こっちが情報を入れて、選手たちが自分たちでどうしていくかを話し合えることが大事。言われっぱなしだと実際に頭に入っていない可能性もある。(習慣がつけば)インターハイでも短い時間で情報が少なくても自分たちでやっていけるようになるはず」(有村監督)
インターハイ開幕まで4週間を切った。「去年の悔しさは忘れていない」とは徳村の言葉。昨夏の忘れ物を取り戻すべく、神村学園はピッチ内外で前進を続けていく。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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「鳥栖戦はシャドーに置いたけど、最前線でもプレーできる。本当にいろんなポジションで対応できる。右に置いても左に置いても機能する。でも、今は走る回数が一番多いので、一番前に置いたほうが相手も嫌がる。ゴールまで行けるので、あいつは(もっと)面白くなるし、止められないと思います」
守備陣も今年はサイズがあり、185センチの守護神GK寺田健太郎(3年)、キャプテンでU-18代表の中野陽斗(3年)を軸に安定感が高まり、大崩れしなくなってきた。加えてチームとしてポジティブな要素は団結力が増してきたことだ。
インターハイ予選終了後、チームは次のプレミアリーグまで2週間ほど期間が空いた。そのなかで選手たちに少し緩んだ雰囲気があったという。有村監督が喝を入れ、「何もしていないけど、大丈夫か?」と訴えかけると、選手たちが自分たちで相手の分析などを実施。考えることの重要性に気付き、以降は自発的に行動をするようになった。
「考える習慣は大事。こっちが情報を入れて、選手たちが自分たちでどうしていくかを話し合えることが大事。言われっぱなしだと実際に頭に入っていない可能性もある。(習慣がつけば)インターハイでも短い時間で情報が少なくても自分たちでやっていけるようになるはず」(有村監督)
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