現地６月29日に開催されたクラブW杯の決勝トーナメント１回戦で、バイエルン・ミュンヘンがフラメンゴと対戦。開始９分で２点を先行した後に反撃に遭うなどし、粘り強いブラジル勢に２度１点差に迫られたものの、４－２で制し、ベスト８進出を果たした。

　クラブ公式サイトによれば、２ゴールをマークした絶対エースのハリー・ケインが試合後、インタビューに対応。白熱の90分をこう振り返った。

「本当に強い相手との厳しい試合で、過酷な条件下での戦いだった。僕らは試合開始から良いプレーを見せたが、リードを広げようとする度に相手は反撃し、特に後半は我々を苦しめた。だから（自らが奪った）４点目のゴールは、最後の10分間を落ち着かせるために非常に重要だった。その後、試合を上手くコントロールできたよ」
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　準々決勝で相まみえるのは、パリ・サンジェルマン。今季、彼らが優勝したチャンピオンズリーグのリーグフェーズで顔を合わせた際には、１－０で勝利した。

「PSGとの試合もまた厳しい戦いになるだろう。彼らは信じられないようなシーズンを送っている。今シーズン既に彼らと対戦し、勝利を収めた。この試合にエネルギーと良い感覚を持ち込む必要がある。難しい試合になると分かっているが、僕らが最高の状態であれば、どんな相手でも勝てる。今、しっかり回復し、準備を整える必要がある」

　また、チーム３点目を挙げたレオン・ゴレツカも、パリSG戦へ意気込みを示した。非常に心待ちにしている様子だ。

「次はチャンピオンズリーグ優勝チームと対戦する。間違いなくまた激しい戦いになるだろう。彼ら相手には今シーズン既に成功を収めているので、この試合も楽しみにしている」

　バイエルンは再びパリSGを撃破なるか。欧州の巨人同士のビッグマッチが、チャンピオンズリーグではなく、クラブW杯の準々決勝で実現する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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