ステップアップを遂げたシーズンに、大きなインパクトを残すことができるだろうか。

　日本代表MFの鈴木唯人は先月、ブンデスリーガ５位のフライブルクに加入することが発表された。海を渡って２年半。フランス、デンマークを経て、ワールドカップイヤーに飛躍の一年とできることが期待される。

　６月16日、ブンデスリーガ公式サイトの英語版は鈴木を特集。これまでのキャリアやスタッツを紹介した。ブンデスリーガ１部の日本人選手として49人目であることなどを伝え、バイエルンのマイケル・オリーセと比較した。

「敏捷性のある175センチのウインガーで、ピッチを滑らかに駆け抜け、フェイントから相手を抜き去る。これはバイエルンに所属するフランスのセンセーショナルなスターではなく、スズキのことだ」

「ドリブルがうまく、キラーパスやボックス内への動きからのフィニッシュがある。フライブルクの新戦力が2025-26シーズンに安定的に才能を見せることができれば、バイエルンにおけるオリースと同じような印象的なインパクトを残せるかもしれない」

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　オリーセは昨年夏にクリスタル・パレスからバイエルンに移籍。2024-25シーズンにブンデスリーガ初年度ながら12得点、18アシストと獲得し、優勝に貢献した。チャンピオンズ・リーグでも５得点をあげ、開幕したクラブ・ワールドカップ初戦でも２ゴールをマークしている。

　ワールドクラスとの比較はプレッシャーが大きいが、鈴木に対する期待の表れでもある。北中米ワールドカップを目指す23歳の活躍を願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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