日本代表の久保建英はこの夏、レアル・ソシエダからの移籍が注目されている。

　移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者は、久保がエージェントを変更と報じた。移籍に向けた動きとみられている。フロリアン・プレッテンベルグ記者は先日、久保がプレミアリーグ挑戦に傾いていると伝えたところだ。

　久保に関心を寄せるプレミアリーグの名門といえば、以前からモハメド・サラーの後継者候補としてリバプールの興味が噂されてきた。専門サイト『Rousing The Kop』は６月８日、「クボは数年前からリバプールのレーダーに含まれている」と報じている

「以前リバプールが彼を獲得しなかった要因のひとつは、5000万ポンド（約95億円）というソシエダの要求額だ。しかし、今では彼を買うための完璧な言い訳ができた。その金額が2500万ポンド（約47億5000万円）まで下がったからだ」

「実際、昨年夏もリバプールはフェデリコ・キエーザよりクボを望んでいた。しかし、出遅れたことでイタリア人選手のほうが容易に手に入れられると考えたのだ。そのキエーザがリバプール退団に向かっている今、レッズはようやく以前から追ってきた選手を手に入れるかもしれない。日本代表はリーガで多くの人を感心させてきた」

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　さらに、同メディアは元バルセロナのシャビ・エルナンデスや、元レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダンなど、選手としても監督としても実績のあるレジェンドたちが久保に賛辞を寄せていたことを紹介し、日本代表MFが優れた選手である裏づけだと続けた。

「サッカー界有数の人物たちが、いかに彼が優れているかを認めており、リバプールが関心を再燃させるべき理由が浮き彫りとなっている」

　24歳になった久保にとって、今夏の選択はこれからのキャリアにとっても重要だ。2026年のワールドカップを前に、どのような決断を下すか目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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