19歳の“NEXT三笘”がプロ初先発で存在感! 自慢のドリブルで会場を沸かせた湘南MF石橋瀬凪が語る手応え「自分も戦えることを証明できた」【ルヴァン杯】
カテゴリ:Jリーグ
2025年06月05日
「すごく緊張しました。でも...」
19歳のドリブラーが、大きな一歩を踏み出した。
6月1日にレモンガススタジアム平塚で行なわれたルヴァンカップ・プレーオフラウンド第1戦の湘南ベルマーレ対ジュビロ磐田。ホームチームが根本凌と奥埜博亮の得点で2-0の勝利を収めたゲームで、今季に神戸弘陵学園高から湘南に加入した石橋瀬凪がプロ初スタメンを飾った。
先発メンバーの一員としてのピッチ入場。整列の際にはエスコートキッズの肩をさすり、集合写真の撮影時は周囲をキョロキョロと見渡す。円陣を組む前には、先輩の松村晟怜や髙橋直也から言葉をかけられる場面もあった。
試合開始前は初々しさ満点だった。実際、石橋も「すごく緊張しました」と明かす。
「でも、晟怜君をはじめ、近くにいた他の選手が『自信を持って、どんどんやれ』と言ってくれたので、試合が始まってからは緊張せずプレーできました」
【画像】湘南がホームで磐田に2発快勝!第2戦に向け大きなアドバンテージ!|ルヴァンカップ プレーオフラウンド 第1戦 湘南2-0磐田
6月1日にレモンガススタジアム平塚で行なわれたルヴァンカップ・プレーオフラウンド第1戦の湘南ベルマーレ対ジュビロ磐田。ホームチームが根本凌と奥埜博亮の得点で2-0の勝利を収めたゲームで、今季に神戸弘陵学園高から湘南に加入した石橋瀬凪がプロ初スタメンを飾った。
先発メンバーの一員としてのピッチ入場。整列の際にはエスコートキッズの肩をさすり、集合写真の撮影時は周囲をキョロキョロと見渡す。円陣を組む前には、先輩の松村晟怜や髙橋直也から言葉をかけられる場面もあった。
試合開始前は初々しさ満点だった。実際、石橋も「すごく緊張しました」と明かす。
「でも、晟怜君をはじめ、近くにいた他の選手が『自信を持って、どんどんやれ』と言ってくれたので、試合が始まってからは緊張せずプレーできました」
【画像】湘南がホームで磐田に2発快勝!第2戦に向け大きなアドバンテージ!|ルヴァンカップ プレーオフラウンド 第1戦 湘南2-0磐田
そう本人が語ったように、緊張が見られた試合前から一転、ホイッスルが鳴った後は堂々たるプレーを見せた。
3-5-2の左ウイングバックで先発した石橋は、6分、左サイドでボールを受けると、鋭く中に切り込み、利き足の右足でフィニッシュ。また、11分にもカットインからシュートを狙った。いずれも相手DFのブロックに阻まれたが、さっそく持ち味を発揮した。
30分と44分には、今度は縦への突破からの左足のクロスでチャンスを演出。何度かドリブルが成功したことで次第に湘南サポーターの期待も高まり、石橋がボールを持つたびにスタジアムが「仕掛けろ!」という雰囲気になるほど、存在感を放っていた。
変幻自在の仕掛けで攻撃を活性化し、フル出場でチームの勝利に貢献した石橋は、自身のプレーに手応えを感じているようだった。
「仕掛けるところを期待されて使ってもらっているので、自信を持っていこうと思っていましたし、実際、そこを出せたので良かったです。(プロ初出場のJ1第18節)新潟戦で10分くらい出させてもらった時は何もできなかったので、プレー時間をもらえれば自分も戦えることを証明できたのかなと。
ただ、ラストパスやシュートが相手に当たってしまった場面もあった。フィニッシュの質は高校時代から課題なので、継続して改善に取り組みたいです」
湘南の左ウイングバックは、世代別代表の経験を持つ畑大雅や、帝京長岡高のエースナンバー「14」を背負った松村ら、実力のあるライバルがひしめいている。
ただ、山口智監督が「非常に良いスタートを切った」と語ったように、磐田戦で石橋が見せたパフォーマンスは今後の活躍を十分に予感させるものだった。
さらなる成長を遂げ、J1でも先発の座を勝ち取れるか。 “NEXT三笘薫”の候補のひとりとして注目されるルーキーから目が離せない。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
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3-5-2の左ウイングバックで先発した石橋は、6分、左サイドでボールを受けると、鋭く中に切り込み、利き足の右足でフィニッシュ。また、11分にもカットインからシュートを狙った。いずれも相手DFのブロックに阻まれたが、さっそく持ち味を発揮した。
30分と44分には、今度は縦への突破からの左足のクロスでチャンスを演出。何度かドリブルが成功したことで次第に湘南サポーターの期待も高まり、石橋がボールを持つたびにスタジアムが「仕掛けろ!」という雰囲気になるほど、存在感を放っていた。
変幻自在の仕掛けで攻撃を活性化し、フル出場でチームの勝利に貢献した石橋は、自身のプレーに手応えを感じているようだった。
「仕掛けるところを期待されて使ってもらっているので、自信を持っていこうと思っていましたし、実際、そこを出せたので良かったです。(プロ初出場のJ1第18節)新潟戦で10分くらい出させてもらった時は何もできなかったので、プレー時間をもらえれば自分も戦えることを証明できたのかなと。
ただ、ラストパスやシュートが相手に当たってしまった場面もあった。フィニッシュの質は高校時代から課題なので、継続して改善に取り組みたいです」
湘南の左ウイングバックは、世代別代表の経験を持つ畑大雅や、帝京長岡高のエースナンバー「14」を背負った松村ら、実力のあるライバルがひしめいている。
ただ、山口智監督が「非常に良いスタートを切った」と語ったように、磐田戦で石橋が見せたパフォーマンスは今後の活躍を十分に予感させるものだった。
さらなる成長を遂げ、J1でも先発の座を勝ち取れるか。 “NEXT三笘薫”の候補のひとりとして注目されるルーキーから目が離せない。
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