日本代表は、６月５日に開催される北中米ワールドカップ・アジア最終予選のオーストラリア戦に向けて、敵地パースで調整を行なっている。

　３日の練習後、マインツのMFの佐野海舟が取材に応じた。

　24年の３月シリーズは怪我で辞退となったため、代表活動はカタールでのアジアカップ以来、約１年半ぶりとなる佐野は、「（アジアカップでも）ほとんど試合に出られてないですし、本当に危機感しかない。なるべく早く自分の武器を試合で出せるようにだけ考えてプレーしています」と話す。

　マインツでは、海外挑戦１年目にして、不動のボランチとして全試合にスタメン出場。得意のボール奪取や推進力のある持ち上がりで貢献し、チームの６位躍進の原動力となった。

　ブンデスリーガで手応えを掴み、「自信は持っている」という24歳は、「マインツでできていることをここでそのままやっていいわけじゃないと思いますし、ここで出していいものと、バランスをとって合わせていくことをしっかり見極めながらやれれば」と意気込みを語った。

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