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「アクティブに、自分たちから奪う」横浜FCが降格圏を脱するために。攻守に奮闘する鈴木武蔵は「2点目が本当に大事になってくる」

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年05月30日

「カウンターでスピードを活かして突破していきたい」

攻守の両局面でタフにプレーする鈴木。写真:福冨倖希

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 J1残留が最大ミッションの横浜FCの強みは、堅実な守備だ。まずは失点しないことを優先し、焦れずに戦いながら好機を見出していく。

 当然、攻撃の選手も守備のタスクを重視する。たとえば、ボールに絡むプレーより、相手のビルドアップをけん制するポジショニングに精を出す。ともすれば“我慢”の時間が長くなるかもしれないが、個々が献身的に取り組んでいる。

 3-4-2-1のシャドーで主力を張る鈴木武蔵もその1人だ。「しっかりと守備のところは要求されている」と実直にこなしつつ、アタッカーとしての役目も忘れていない。

「奪った時に、カウンターでスピードを活かして突破していきたい。それをもっとできなければいけないというか、もちろん守備はするんですけど、攻撃のことを頭に入れながら守備をすることが、得点にもつながると思います」
【動画】伊藤の効果的な守備→武蔵が鮮やかフィニッシュ!
 チームとして守備に重きを置くが、全体が下がりすぎるのも得策ではないと考える。重心が後ろに重いと、前線で攻撃陣が孤立するケースも出てくる。

「それこそアクティブに、自分たちから奪う。前からプレッシャーをかけて。たとえば、(ボランチの)ユーリだったり、センターバックが前向きでインターセプトできる状況が多いと、(1トップの)ルキアンだったり、僕に対しても、ボランチがサポートできると思う。引き込む時間が長すぎると、そこから出ていくのもしんどくなっていくので」

 1-1で引き分けた前節の柏レイソル戦で、19分に鈴木が決めた先制点も、高い位置で連動した守備から生まれた。こうしたシーンをどれだけ多く作れるか。18位の横浜FCが降格圏を脱出するために必要なアプローチだろう。

 鈴木も改めて気を引き締める。「1点でも多く点を取る。先制したあとも、2点目が本当に大事になってくる。そこはもう1つ、成長できれば」と力をこめた。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

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