昌平は史上7校目の大会連覇を目指す
全国高校総体(インターハイ)サッカーの埼玉県予選は5月31日、昨年より4校少ない42校が参加して開幕する。決勝は6月15日にNACK5スタジアムで行なわれ、優勝校が本大会(7月26日~8月2日・福島県)の出場権を獲得。埼玉の代表枠は2019年度から1校に削減されたので、激しい戦いが繰り広げられそうだ。
今年も昌平が最有力。昨夏のインターハイでは埼玉県勢として51年ぶりの頂点に立ち、史上7校目の連覇を目指す大本命だ。新人大会を制した西武台、関東高校大会予選覇者の成徳深谷や同準優勝の武南が続くと見られ、トーナメント戦に強い浦和南や武蔵越生も力がある。
プレミアリーグEASTで現在暫定8位の昌平だが、すでに複数のJリーグチームの練習に参加している山口豪太、長璃喜(ともに3年)の両MFが中心の攻撃は高い水準にある。どの選手も個の力が際立ち、ドリブルから始まる崩しの形は対戦相手にとって脅威の的だろう。
インターハイ優勝メンバーの右SB安藤愛斗(3年)の突破力とクロスは鋭く、1年生のFW立野京弥はキープ力が高く対人にも強い。プレミアリーグでは失点がやや多いだけに、今予選では伊藤隆寛と高橋心晴(ともに3年)の両大型CBが統率したい。
初戦の準々決勝が関門か。昨年の初戦は先制され、2年前の全国高校選手権予選も初戦は延長戦に突入。芦田徹新監督の采配も見ものだ。
プリンスリーグ関東2部で4位の西武台の攻撃力も高い。太田和希(3年)は万能型のFWで、どんな形からでも得点できるエースだ。ボランチ広瀬陸(3年)が直接狙うFKも武器のひとつ。CB高倉大翔(3年)が束ねる守備ラインは堅固で、5年ぶりに優勝する力を秘める。
新人大会、関東高校大会予選で準優勝の武南は、パスをベースに多彩な攻撃を繰り広げる。渡辺悠(2年)と関口海龍(3年)の2列目のドリブルは軽やかで、FW塚田恵斗(2年)は守備の背後を突く動きと決定力を装備。初戦の3回戦から難敵が入る組み合わせを突破できるか。
関東高校大会3位の成徳深谷は頓宮琥太郎、川上稜介、関根大和(以上3年)のいずれ劣らぬ強力FWを擁し初優勝を狙う。フィジカルが強く走力もあり、左SB山谷康太朗(3年)のロングスローをはじめ、セットプレーが得意だ。
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今年も昌平が最有力。昨夏のインターハイでは埼玉県勢として51年ぶりの頂点に立ち、史上7校目の連覇を目指す大本命だ。新人大会を制した西武台、関東高校大会予選覇者の成徳深谷や同準優勝の武南が続くと見られ、トーナメント戦に強い浦和南や武蔵越生も力がある。
プレミアリーグEASTで現在暫定8位の昌平だが、すでに複数のJリーグチームの練習に参加している山口豪太、長璃喜(ともに3年)の両MFが中心の攻撃は高い水準にある。どの選手も個の力が際立ち、ドリブルから始まる崩しの形は対戦相手にとって脅威の的だろう。
インターハイ優勝メンバーの右SB安藤愛斗(3年)の突破力とクロスは鋭く、1年生のFW立野京弥はキープ力が高く対人にも強い。プレミアリーグでは失点がやや多いだけに、今予選では伊藤隆寛と高橋心晴(ともに3年)の両大型CBが統率したい。
初戦の準々決勝が関門か。昨年の初戦は先制され、2年前の全国高校選手権予選も初戦は延長戦に突入。芦田徹新監督の采配も見ものだ。
プリンスリーグ関東2部で4位の西武台の攻撃力も高い。太田和希(3年)は万能型のFWで、どんな形からでも得点できるエースだ。ボランチ広瀬陸(3年)が直接狙うFKも武器のひとつ。CB高倉大翔(3年)が束ねる守備ラインは堅固で、5年ぶりに優勝する力を秘める。
新人大会、関東高校大会予選で準優勝の武南は、パスをベースに多彩な攻撃を繰り広げる。渡辺悠(2年)と関口海龍(3年)の2列目のドリブルは軽やかで、FW塚田恵斗(2年)は守備の背後を突く動きと決定力を装備。初戦の3回戦から難敵が入る組み合わせを突破できるか。
関東高校大会3位の成徳深谷は頓宮琥太郎、川上稜介、関根大和(以上3年)のいずれ劣らぬ強力FWを擁し初優勝を狙う。フィジカルが強く走力もあり、左SB山谷康太朗(3年)のロングスローをはじめ、セットプレーが得意だ。
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U−18県リーグ1部(S1)で暫定首位の武蔵越生は、ともに昨年からの主力であるFW森一馬(3年)の決定力、ボランチ飯塚蒼大(3年)の展開力に定評がある。MF中嶋修斗(3年)の状態が万全なら大きな戦力になる。
新人大会、関東高校大会予選とも4強の浦和南は、粘り強い守備とセットプレーが持ち味。DF稲垣嶺(3年)の超ロングスローから何度もゴールを奪い、切り札のMF八木航汰(3年)は決定力がある。
関東高校大会予選ベスト4の聖望学園は、ボランチ沖田拓(3年)の機転を利かせたパスが良質で、FW小比賀渓太(3年)はヘッドが強い。やや気掛かりなのは、大黒柱のMF田中翼(3年)のコンディションだ。
昨年ベスト4の浦和学院は、昨季からレギュラーのMF平昭一哉(3年)をはじめ、昨年ジョーカーとして起用されたFW市川輝(3年)が引っ張りたい。同じく4強の正智深谷は、全国高校選手権に出た主力が全員卒業。途中出場で選手権を経験したDF長南結人、MF坂井直人(ともに3年)やMF岸田琉来(2年)が、どこまでけん引できるか。
昨年8強の細田学園は得点力を欠いてS1では不調。S2で上位の埼玉栄と狭山ヶ丘、関東高校大会予選ベスト8組の川口市立、埼玉平成、西武文理も上位進出を狙う。力があるはずの市立浦和や浦和東にも注目したい。
文●河野 正
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新人大会、関東高校大会予選とも4強の浦和南は、粘り強い守備とセットプレーが持ち味。DF稲垣嶺(3年)の超ロングスローから何度もゴールを奪い、切り札のMF八木航汰(3年)は決定力がある。
関東高校大会予選ベスト4の聖望学園は、ボランチ沖田拓(3年)の機転を利かせたパスが良質で、FW小比賀渓太(3年)はヘッドが強い。やや気掛かりなのは、大黒柱のMF田中翼(3年)のコンディションだ。
昨年ベスト4の浦和学院は、昨季からレギュラーのMF平昭一哉(3年)をはじめ、昨年ジョーカーとして起用されたFW市川輝(3年)が引っ張りたい。同じく4強の正智深谷は、全国高校選手権に出た主力が全員卒業。途中出場で選手権を経験したDF長南結人、MF坂井直人(ともに3年)やMF岸田琉来(2年)が、どこまでけん引できるか。
昨年8強の細田学園は得点力を欠いてS1では不調。S2で上位の埼玉栄と狭山ヶ丘、関東高校大会予選ベスト8組の川口市立、埼玉平成、西武文理も上位進出を狙う。力があるはずの市立浦和や浦和東にも注目したい。
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