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ガンバの宇佐美貴史が魅せた圧巻の1ゴール・1アシスト。川崎とドローも3連敗中のチームを救う輝きの背景

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2025年05月25日

試合は2-2のドローに

川崎戦はドローに。ただ、宇佐美は1ゴール・1アシストの活躍を見せた。(C)SOCCER DIGEST

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[J1第18節]川崎 2-2 G大阪/5月25日/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

 2-2のドローだった川崎とG大阪の一戦、1ゴール・1アシストを記録したのがG大阪のキャプテン・宇佐美貴史だ。

 前半は川崎に押し込まれる苦しい展開で、先制点も奪われた。しかし、気合いを入れ直した後半は、53分に宇佐美が同点ゴールを挙げる。相手ペナルティエリア内左でボールを持つと、相手を牽制しながら右足でのコースを突いたシュートでネットを揺らした。

「もらってから時間もありましたし、フォローもくる感じでもなかったので(打ちました)。得意なゾーンだったので」

 そう振り返る一発は、これぞ宇佐美と呼べるゴールだった。

 さらに60分には「動きを変えたのは見えていましたし、高いボールは(山下)諒也の身長というか、高さに合わせたボールを意識していました」と、右サイドからの絶妙なクロスで山下の一時逆転となるゴールをアシスト。ただ、その後、宇佐美は足を痛め、途中交代となり、チームは同点に追いつかれて2-2のドローでゲームを終えた。

 左足の状態は「ちょっと痛めているところがあったので、そこをかばっている状態でやり続けたので、膝が曲がらなくなるくらいまで結構伸びきった。最後までやり切らないといけないという想いもありましたが、これは(ピッチに)いても...」と振り返る。

【動画】G大阪・宇佐美のゴール&アシスト
 チームはルヴァンカップでJ2の磐田に敗れるなど公式戦3連敗を喫していた。だからこそ、負けるわけにはいかなかったアウェーの川崎戦で存在感を示したのはさすがと言えるだろう。もっとも、チームは後半によく立て直したが、前半に川崎に流れを渡すなど課題も残した。宇佐美も指摘する。

「恐れず、勇気を持ってボールを動かして、保持できれば、自分たちの時間は作れますし、点が入ったり、自分たちが良いモーションを起こした時に流れが来るんじゃなくて、そういうゲーム展開、流れに自然としていく。それをアイデンティティというか自分たちの力そのものにしていく必要があります。試合の状況であったり、プレーの良し悪しによってサッカーが揺さぶられるようじゃいけないのかなと思います」

 川崎戦の勝点1を次にどう活かすか。チームとしても宇佐美としても大事になりそうだ。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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