2025年５月25日、国立競技場でFC東京とサンフレッチェ広島が対戦。３−４−２−１システム同士のミラーゲームは序盤、アウェーの広島が優勢に進める。８分の荒木隼人のゴールはVARで取り消されたものの、その後もボランチの東俊希らを起点に鋭い攻撃を仕掛けた。

　ともに“繋ぎ”を意識するなか、FC東京よりもクオリティの高さを示したのが広島だった。１対１の構図になるケースが多い局面で球際の強さ、セカンドボールへの反応の早さを見せたアウェーチームが主導権を握るのは必然の流れだった。

　最後尾からなかなか繋げないFC東京はカウンターに活路を見出す。実際、25分にはこの日CFに入った佐藤恵允が単独突破からシュートに持ち込んでいる。全体的なチームバランスは明らかに広島が上なので、速攻に頼る戦い方は決して間違っていなかった。

　40分の前田直輝の決定機逸が悔やまれ、スコアレスで終わったものの、前半は広島のゲームだった。

　０−０で迎えた後半、早い時間帯で試合が動く。49分、新井直人の左サイドからのクロスを荒木がドンピシャのヘッドで合わせて広島が先制したのだ。
【画像】美女がずらり!! 平愛梨、真野恵里菜、高梨臨…新旧日本代表を支える”タレント&モデルの妻たち”
 

　これで勢いに乗った広島はよりアグレッシブな姿勢でボールを支配すると、59分、追加点を決める。FC東京の野澤大志ブランドンの致命的なキックミスからこぼれたボールをジャーメイン良が冷静に蹴り込んだゴールで、リードを２点に広げた。86分に得たPKを加藤が外したものの、88分に川辺駿のゴールで突き放した広島が３-０と勝利を手にして破竹の５連勝を飾った。

　一方、途中出場のマルセロ・ヒアンが負傷交代するアクシデント（78分）もあったFC東京は無敗中だった国立でのホームゲームで初黒星（町田主催の国立での試合で敗れたことはある）。同日に柏レイソルと引き分けた横浜FCに勝点（19）で並ばれ、17位と依然、危険水域にいる状況だ。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

【画像】「美人すぎる」「可愛すぎる」Ｃ・ロナウド、メッシ、ネイマールらワールドクラスの華麗なる妻＆恋人たちを一挙紹介！

【画像】日本代表戦を彩る美女サポーターたちを一挙紹介！

【記事】「ほぼ全員が海外組じゃないか」“主力抜き”でも強力！日本代表の予想メンバー27人に海外驚き！「三笘や伊東が選外とは」「浅野は入れないのか？」