WEリーグは５月19日、「2024-25 WEリーグアウォーズ」を開催。ベストヤングプレーヤー賞には日テレ・東京ヴェルディベレーザのMF眞城美春が輝いた。

　ベレーザの下部組織出身の眞城は、今シーズンにトップチームへ昇格し、３月に高校を卒業。今年に入ってから行なわれたリーグ戦11試合すべてで先発するなど、今季のリーグ戦18試合に出場し、４得点を記録した。

　そんな18歳は、受賞の喜びを以下のようにコメントした。

「素直に嬉しいです。この賞を獲れたのは自分がミスしてもカバーしてくれる先輩たちや、起用し続けてくれた監督、また声をかけてくれるサポーターなど、いろんな人の支えがあってこそだと思うので、すごいありがたいなと思っています」

　また、今年４月には追加招集ではあったものの、なでしこジャパンに招集されるなど、実りの多い１年となった。

「今シーズン、メニーナから昇格して１年目で、正直こんなに試合に絡めると思っていなかったので、試合に出てたくさんの刺激をもらいました。代表にも選んでもらい、自分のなかで成長できた１年かなと思います」
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　しかし、まだまだ満足はしていない。

「今回はヤングプレーヤー賞ということで嬉しいですけど、やっぱり今後はMVPであったり、ベストイレブンであったり、そういう賞も獲りたい。そのためには、やっぱり結果が必要になると思うので、結果にはこだわっていきたいです」

　続けて「若いから多分注目されると思っています。ベレーザには自分よりもっと上手い選手もいます。だから年齢抜きでもっと評価されるように頑張りたいです」と意気込んだ。

　背番号14を背負うホープは、日本の女子サッカー界をリードしてきたベレーザで、下部組織から育んできた結果へのこだわりを強く感じさせた。

取材・文●渡邊裕樹（サッカーダイジェスト編集部）

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