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C大阪の登里享平は古巣・川崎のACLE準優勝をどう見たのか。「負けてられへん」に込めた想い

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2025年05月18日

感慨深い等々力で出場はできずも

古巣の川崎サポーターにも挨拶した登里。やはり愛される選手である。写真:滝川敏之

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[J1第17節]川崎 2-0 C大阪/5月18日/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

 川崎がC大阪に2-0で勝利した一戦、試合後にはかつて川崎で活躍し、昨年C大阪に移籍した登里享平が古巣サポーターから温かく迎え入れられるシーンもあった。

 3-4-2-1で戦う今のC大阪で、左ウイングバックとして出場数を増やしているのが、バルセロナのアカデミー育ちでもある19歳の高橋仁胡だ。

 登里はこの日もベンチスタートとなり、出場機会は訪れず。それでもハーフタイムには引き上げてきた選手たちに声をかけながら盛り上げ、後半のピッチへ向かう仲間たちにもエールを送るなど、チームのために動く姿は印象的であった。

 試合後のミックスゾーンでは、かつての仲間たちとも再会。ピッチに立てなかった悔しさがあるなかでも、笑顔が弾け、想いも語ってくれた。

【動画】川崎・エリソンのゴール
 川崎といえば、先日のACLエリートで準優勝。クラブ悲願のアジア制覇は果たせなかったが、大きな反響を呼んだ。登里も今はC大阪の勝利のために全力を注ぐ立場だが、刺激を受けたようだ。

「僕がいた時もずっとACL制覇って言っていたので、みんなが応援していたはずです。やっぱり凄いですよね」

 そして後輩たちの姿も印象に残ったようだ。

「(高井)幸大や(佐々木)旭らもどんどん大きくなって。嬉しいです」

 しかし、その後に力強く語った。

「負けてられへんな、と。次にまた試合があるので、僕もしっかりやっていきます」

 絶妙なポジショニング、気の利いたプレー、高い戦術眼を有する34歳のSBは、今季から指揮するアーサー・パパス監督のサッカーでも必ず活きるはず。かつての仲間たちとの切磋琢磨にも注目だ。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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