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「サンドバック状態になるとは…」“世界最古のカップ戦”制覇に貢献!マンC相手に奮闘の鎌田大地が語った本音 日本初の偉業には「多くの人の記憶に残る」

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2025年05月18日

「1位と2位では大きな差がある」

決勝点を決めたエゼと喜びを分かち合う鎌田。(C)Getty Images

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 歴史にその名を刻んだ28歳が、喜びを語った。

 鎌田大地が所属するクリスタル・パレスは現地5月17日にウェンブリーで開催されたFAカップの決勝で、強豪マンチェスター・シティと対戦。下馬評を覆して1-0で勝利し、クラブ史上初のメジャータイトルを手にした。

 ダブルボランチの一角でフル出場した鎌田は、攻守に奮闘。エベレチ・エゼが奪った絶妙のパスで決勝点の起点となれば、56分にはベルナルド・シルバのシュートを見事にブロック。ピンチを防いで見せた。
【動画】鎌田が起点となった決勝弾&「ゴールに匹敵する」ブロック
 試合後、U-NEXTのインタビューに応じた鎌田は、「難しい試合になりましたけど、勝ててよかった。1位と2位では大きな差があると思うので、内容うんぬんよりも、ファンやチームみんなと勝ち取った勝利かな」とコメントした。
 
 日本人として初めて“世界最古のカップ戦”の決勝のピッチに立った点を問われると、こう返している。

「新しい歴史を作れるのは、自分のキャリアにとって素晴らしいことだと思う。いろんな方々に覚えてもらえると思うので。常に最初というのは、多くの人の記憶に残ると思う。今はあまり達成感はないですけど、すごくうれしい」

 また、押し込まれた試合展開については、「早めに先制できたんで、もうちょっとカウンターで自分たちのシチュエーションを作れるかなと思ったんですけど。サンドバック状態になるとは思っていなかった。カップ戦なので、勝てば何でもいいと思いますけど、内容自体は褒められるものではなかったかなと」と本音をこぼした。

 フランクフルト時代のDFBポカールとヨーロッパリーグに続き、自身3つ目のカップタイトルを手にした鎌田。そのキャリアのまたひとつ勲章を加えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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