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「優磨君は勢いをもたらせる選手」警戒していた鈴木に決められ…清水の守護神・沖悠哉が古巣戦の失点を反省

カテゴリ:Jリーグ

渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

2025年05月18日

スタンドからはブーイングとエール

試合後に鹿島サポーターへ挨拶する沖。写真:滝川敏之

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[J1第17節]鹿島 1-0 清水/5月17日/県立カシマサッカースタジアム

 鹿嶋市出身で、鹿島のアカデミーで育ち、2018年にトップ昇格。23年まで所属していた沖悠哉が、清水の守護神として県立カシマサッカースタジアムのピッチに立った。

 しかし、様々な感情が湧く間もなく、試合は動いた。

 開始7分、鹿島が先制する。知念慶のパスを受けたチャヴリッチが持ち上がり、サイドを抉ってマイナスに折り返す。中央で反応した鈴木優磨が狙いすましたダイレクトシュートでネットを揺らした。

 GKの沖にとっては、相手のターレス・ブレーネルと、味方DFの住吉ジェラニレショーンがブラインドとなり、難しいシチュエーションでもあった。「それでも反応したかった」と沖は悔やむ。

 特に、鈴木に決められたのが痛手だったという。

「どの選手もキーになりますが、やはり優磨君は勢いをもたらせる選手なので、どれだけ厳しくいけるか、僕のところでやらせないことが大事だった。そういう面も考えれば、前半の開始早々に失点してしまったことは、もう少しチームとして反省しなければいけないと思います」
【動画】鈴木優磨が決勝弾! 鹿島×清水ハイライト
 その後は鹿島のペースに飲まれることなく、後半は試合を優位に進めたものの、最後まで1点が遠く、0-1で敗れた。

 清水に移籍後、初めてカシマでプレーした沖は、「やはり良いスタジアム。プレーしていて楽しかったし、本当に勝ちたかった。清水が勝つことが鹿島サポーターへの恩返しだと思っているので、まだまだ隙があったり、足りないところがあったのだと思います」とコメント。

「サポーターに恩返しを」という沖の気持ちを察してか、スタンドの鹿島ファンから試合中は愛情に満ちた盛大なブーイングが、そして試合後は温かなエールが送られていた。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

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