“異例の8分中断”。浦和対FC東京戦で一体何が起きたのか、2度のVAR介入の真相

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2025年05月18日

ボザは金子のクロスに触れてない

FC東京戦での浦和の2ゴール目はボザ(写真中央)が決めたようにも見えたが、実際は松本(6番)の得点。 (C)J.LEAGUE

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 2025年5月17日、浦和レッズがFC東京に3-2と逆転勝利した試合で8分間中断する状況があった。
 
 1-2で迎えた79分47秒、浦和の金子拓郎のクロスに反応したダニーロ・ボザがヘッド弾で決める。しかし、ここで電光掲示板に「ゴール確認中 オフサイドの可能性」と記された。その後、VAR判定の結果、81分5秒に「ゴール オフサイド無し」に。そしてダニーロ・ボザではなく、ゴール前でボールにかすった松本泰志の得点になった(ダニーロ・ボザは金子のクロスに触ってないとの判定)。

 これで試合再開になるはずが、実際は始まらない。次に審判団は松本にハンドがなかったかのチェックに入ったのだ。「ゴール確認中 攻撃側によるハンドの可能性」と電光掲示板に示されるなか、ピッチ上では両チームの選手たちが山本雄大主審にそれぞれの主張をぶつけているようで、ちょっとした混乱が起きているようにも映った。

 焦点は松本のシュートが腕なのか胸なのか。その点でVARが介入した結果、86分31秒にゴールが認められた。そこからゲームが再開されたのは88分13秒だった。これが真相と言えば真相である。
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 結局、試合は後半アディショナルタイムに決勝点を決めた浦和の勝利に終わったが、“異例の8分中断”を選手たちはどう捉えていたか。

西川周作(浦和レッズ)
「ゴールになってもならなくても、次のプレーに集中するだけ。身体を冷やさないように次の準備をするだけでした」

高宇洋(FC東京)
「決めるのは審判の方々なので、選手たちがどうこうというわけではないです。そのあとやられてしまっているので、自分たちの甘さが出たと思います」

 結果的に試合の行方を大きく左右した“中断”だったことは間違いないか。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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