セルティックに所属する旗手怜央が、今季の残り２試合を欠場することが決定した。

　ここまで11ゴール・９アシストをマークしている日本代表MFは、５－１で大勝した前節アバディーン戦の終盤、ハビブ・ゲイェに右足を蹴られて負傷。足を引きずりながら、ピッチを後にしていた。

 　試合後、「あの男（ゲイェ）のチャレンジはお粗末だった。明らかに、少し正気を失っていた」と相手の危険なプレーを批判していたブレンダン・ロジャーズ監督は５月16日、旗手の状態に言及。17日のセント・ミレンとのリーグ最終節、24日のアバディーンとのスコティッシュカップ決勝に出場できないと明言した。

「彼にとっても我々にとっても残念なことに、彼は残り２試合を欠場することになる。出場機会という点では素晴らしいシーズンを送ってきた。55試合に出ていて、最後の数試合を欠場するのは本当に残念だ」

　北アイルランド人指揮官は「あの時、私は『不必要なチャレンジだった』と言った。誰もがフリーキックだと分かっていたし、彼はただボールが逃げるのを止めるためだけにそこにいた。あの状況であんなことが起こるなんて、良くない」と改めて、ゲイェの蛮行に怒りを露わにした。

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　コメントを伝えたセルティックの専門メディア『CELTS ARE HERE』は、「セルティック、スコティッシュカップ決勝で負傷の大打撃を受ける」と嘆いた。

「ハタテがアバディーン戦で５－１の勝利を収めた試合終盤の無謀なタックルにより、決勝を公式に欠場することになった」

「ハタテの不在はセルティックにとって非常に辛いものだ。特に今シーズン、素晴らしい好調を維持し、全試合に出場するなど、驚異的なプレーをコンスタントに披露してきた。昨シーズンは怪我に悩まされながらも、中盤で粘り強くダイナミックな存在感を発揮し、その懸念を払拭した」

　前節を欠場したエース前田大然のコンディションも懸念されるなか、セルティックはカップファイナルを制し、３冠を達成できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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