ナイジェリアが不振に陥るなど波乱含みの展開になっている北中米ワールドカップのアフリカ予選。A～Iの各組１位が本大会出場、同２位の成績上位４か国がプレーオフ進出（その勝者が大陸間プレーオフへ）というレギュレーションで進行中の今予選で驚きを提供しているチームのひとつが、FIFAランク72位（４月16日現在）のカーボベルデだ。

　ワールドカップ出場歴なしのマイナー国がなんとアフリカの強豪カメルーンを抑えてグループDの首位をキープ。ここまでの戦いを振り返ると、2023年11月16日にアンゴラとスコアレスドローに終わったが、その５日後のエスワティニに２-０と勝利を収める。24年６月８日のカメルーン戦はアウェーで１-４と敗れながらもその後は３連勝を飾った（リビア、モーリシャスに１-０、アンゴラに２-１）。その結果、４勝１分１敗の勝点13、７得点、５失点の好成績で２位のカメルーン（３勝３分）に勝点１差をつけているのだ。

　ここでグループDの順位表を確認しておく。

＜グループD＞
１位／カーボベルデ／勝点13／４勝１分１敗／７得点・５失点
２位／カメルーン／勝点12／３勝３分／12得点・４失点
３位／リビア／勝点８／２勝２分２敗／６得点・７失点
４位／アンゴラ／勝点７／１勝４分１敗／４得点・４失点
５位／モーリシャス／勝点５／１勝２分３敗／６得点・10失点
６位／エスワティニ／勝点２／２分４敗／４得点・９失点
（６節終了現在）
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