3人でイメージを共有、的を絞らせない連係
3-4-2-1が基本布陣の横浜FCで、3バック左の福森晃斗が敵陣の高い位置から高精度の左足キックでチャンスを演出する。その回数がシーズン当初より増えている印象だ。
直近の12節・京都戦(1-2)では、福森のサイドチェンジを山根永遠がヘッドで折り返し、ルキアンの移籍初ゴールが生まれた。9節・清水戦(2-0)では、狙いすましたクロスで山田康太の先制弾をお膳立てした。
クロスでも局面を変えるパスでも、多彩な球種で攻撃を活性化させる。福森の左足は1つの戦術と言っても過言ではない。
「もっと質の良いボールを蹴らなければいけないですし、左サイドが脅威になれば、(相手の)ディフェンス陣が左サイドに固まって右が空けば、それを逆手に取れる」(福森)
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直近の12節・京都戦(1-2)では、福森のサイドチェンジを山根永遠がヘッドで折り返し、ルキアンの移籍初ゴールが生まれた。9節・清水戦(2-0)では、狙いすましたクロスで山田康太の先制弾をお膳立てした。
クロスでも局面を変えるパスでも、多彩な球種で攻撃を活性化させる。福森の左足は1つの戦術と言っても過言ではない。
「もっと質の良いボールを蹴らなければいけないですし、左サイドが脅威になれば、(相手の)ディフェンス陣が左サイドに固まって右が空けば、それを逆手に取れる」(福森)
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その左サイドで味方とのコンビネーションにも、福森は確かな手応えを感じている。左ウイングバックの新保海鈴、左シャドーの山田とのトライアングルだ。
「康太と海鈴とはコミュニケーションを取りながら、普通に崩せる場面が何個もあります。3人が思い描いているイメージが一緒だと思うので。そういうのもありつつ、(局面を前に動かしてからパスを)下げてもらえれば自分がセンタリングを上げますし、相手に的を絞らせない連係が取れていて、それが自分がフリーで上げられる要因にもなっているのかなと思います」
――“福森トライアングル”ですね? と、水を向ければ、32歳のレフティは謙虚に否定。「自分は、海鈴と康太の立ち位置を見ながらポジションを決めますし。なので、“新保・山田トライアングル”だと思います。自分は脇役で」。
脇役だとしても存在感は絶大。CKやFKのセットプレーでも相手に脅威を与えるその左足が、横浜FCのJ1残留に不可欠なのは間違いない。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)
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――“福森トライアングル”ですね? と、水を向ければ、32歳のレフティは謙虚に否定。「自分は、海鈴と康太の立ち位置を見ながらポジションを決めますし。なので、“新保・山田トライアングル”だと思います。自分は脇役で」。
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