現地時間4月16日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2レグが行なわれ、インテルはホームでバイエルンと2-2で引き分け。2戦合計4-3で激闘を制し、ベスト4進出を決めた。
欧州制覇の夢が現実味を帯びるなか、『スポルトメディアセット』は、インテルに関するデータサイト『Opta』の情報を基にした興味深い豆知識を紹介した。
まず、インテルがCL(前身のチャンピオンズカップ時代を含む)で準決勝に進出するのはこれが通算10回目。イタリア勢としてはミラン(13回)、ユベントス(12回)に次ぐ記録だ。
また、シモーネ・インザーギ監督は、インテルの歴史で複数回、準決勝進出に導いた2人目の監督となった。偉大な名将エレニオ・エレーラ以来の快挙で、そのエレーラは1963-64シーズンから4シーズン連続で準決勝進出を果たしている。
主将のラウタロ・マルティネスはこの試合でのゴールで、インテルでの公式戦通算150得点に到達。外国籍選手としてはクラブ初の快挙で、イタリア人選手を含めると6人目の達成者となった。
さらにラウタロは、CLで5試合連続ゴールというクラブ新記録も樹立。今大会でのゴール数は8に達し、10-11シーズンのサミュエル・エトーに並んだ。クラブの1大会最多得点記録(9)は、02-03シーズンのエルナン・クレスポが保持している。
【動画】パバールが古巣バイエルンに恩返し弾
インザーギは名将エレーラ以来の快挙を達成
チームとしても印象的な数字が並ぶ。ここ3シーズンで2度の準決勝進出を果たしていて、2010年の優勝以降に続いた「12年連続準決勝未達」は完全に過去のものだ。
バイエルンとの第2レグで喫した2失点は、今大会初の複数失点。欧州カップ戦でバイエルンとホームで対戦して負けなかったのは5度目にして今回が初めてだった。
今大会におけるホーム15試合無敗(12勝3分)というクラブ記録も更新中で、これは今シーズンのCLにおいて現時点で最長。ちなみに直近のホーム黒星は22年のバイエルン戦(0-2)だった。
古巣対決となったバンジャマン・パバールが、CL通算50試合出場を達成。そのうち実に41試合で勝利していて、これは50試合到達時点での最多勝利記録となっている。
インテルのスタメンの平均年齢は31歳と43日。これは12年3月のマルセイユ戦(31歳111日)以降、CLにおける“最も高齢な先発布陣”だった。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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