レアル・ソシエダの久保建英は現地４月１日に開催されたコパ・デル・レイ準決勝の第２レグで、欧州王者のレアル・マドリーを相手に奮闘。チームはアグリゲートスコア４－５で敗れたものの、１アシストをマークするなど小さくないインパクトを残した。
【動画】久保がドリブル突破から鋭い切り返し→絶妙のアシスト
　このパフォーマンスを見て、“確信”したのかもしれない。英メディア『TEAMTALK』は「リバプールはラ・リーガのスター選手獲得に向けて14か月の交渉を経て、モハメド・サラーの後任となるトップ選手を特定」と題した記事を掲載している。

「リバプールは今夏、レアル・ソシエダのスター選手、クボと契約する絶好のチャンスを得るかもしれない。関係者によると、この夏の移籍の可能性があり、プレミアリーグのライバルもこのウインガーに興味を示しているという」

　同メディアは「ソシエダは今シーズンの重要な局面を迎えている。レアル・マドリーとの劇的な準決勝で国王杯から敗退した後、彼らは来シーズンのヨーロッパサッカーで戦うことに焦点を当てている」とし、ラ・レアルの現状をこう綴った。
 

「現在、ソシエダはラ・リーガで10位に位置しており、７位のベティスとの９ポイント差を埋めるには時間が足りなくなってきている。８位で終えればヨーロッパ・カンファレンスリーグ出場権を獲得できるかもしれないが、ソシエダはそこから２ポイント離れている」

「TEAMTALKは、ヨーロッパへの出場権を獲得できなかった場合、ソシエダはクボやアーセナルの獲得候補と目されているマルティン・スビメンディなど、最高の選手の何人かを売却せざるを得なくなる可能性があると考えている」

　記事は「リバプールは、モハメド・サラーをめぐる不確実性の中で、複数のウイングのターゲットに注目しており、クボが最有力ターゲットと考えられている。23歳の日本代表選手は今シーズン７ゴール・４アシストを記録しており、ソシエダのキープレーヤーとなっている」と続けた。

「ソシエダがレアル・マドリーに合計４－５で敗れた試合で、クボは素晴らしいパフォーマンスを見せ、火曜夜の第２戦では１アシストを記録した」