• トップ
  • ニュース一覧
  • 鬼木アントラーズで際立つ小池龍太の献身性。神戸戦で光った周囲を輝かせるポジション取り

鬼木アントラーズで際立つ小池龍太の献身性。神戸戦で光った周囲を輝かせるポジション取り

カテゴリ:Jリーグ

渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

2025年03月30日

「勝てなければ交代させられると僕自身も危機感を持ってやっています」

絶妙なポジショニングのほか、セカンドボールの回収でも力を発揮した小池。写真:永島裕基

画像を見る

[J1第7節]鹿島 1-0 神戸/3月29日/県立カシマサッカースタジアム

 ホームで昨季王者の神戸を迎え撃った鹿島は、レオ・セアラのゴールで1-0で勝利を収めた。

 得点したL・セアラやアシストしたGK早川友基だけでなく、出場した全選手がそれぞれの特長を発揮したゲームでもあった。

 その中心にいたひとりが、小池龍太だ。神戸戦では3節の新潟戦(2-1)のような華麗なシュートを放ったわけではないが、周囲の選手を活かす献身性に溢れるプレーが際立っていた。

 4-4-2の右サイドハーフで先発した小池は、ここまでの試合以上に内側のレーンにポジションを取っていた。それは鬼木達監督の指示だけでなく、自身が意識していた点だという。

「セカンドボールの回収が試合の鍵になると思っていました。プレスバックでいかに切り替えの速さや、自分たちのにリズムを作れるかというのが大事な試合になると思っていました」

 鈴木優磨とL・セアラの2トップに加え、左サイドハーフのチャヴリッチが最前線に並ぶ形もあったなか、バイタルエリアのこぼれ球の回収に注力していたという。
【動画】昨季王者を撃破したレオ・セアラの一撃!
 さらに、この日はダブルボランチが樋口雄太と舩橋佑の組み合わせ。ともに動き回りながらボールを受け、テンポ良くつなぐプレーを得意とするため、ボランチのどちらかが動いて空いたスペースへのフォローも小池は担い、攻撃的な右SB濃野公人が大外のレーンを駆け上がりやすいポジショニングも的確であった。

「鹿島のスタイルを大きく成長させていくなかで、いろんな取り組みがあります。そのなかで自分の役割は柔軟にやっていく部分だと思いますし、必要とされているところ。あとはチームを勝たせる、上手くいかせる、そういった力が求められてると思う。勝てなければ交代させられると僕自身も危機感を持ってやっています」

 神戸戦、特に前半は、そんな小池の周囲を輝かせる力が光ったゲームでもあった。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

【画像】編集部が厳選! ゲームを彩るJクラブのチアリーダーを一挙紹介!

【記事】「これは可哀想」町田GK谷晃生がまさかのオウンゴール。バックパスを蹴ろうとしたが…「ガチか」「流石に心が痛い」などファン注目
 
【関連記事】
【画像】編集部が厳選! ゲームを彩るJクラブのチアリーダーを一挙紹介!
「日本人が行くのはすげぇ」内田篤人が25歳DFに驚嘆!かつて共闘した元日本代表MFは「身体能力がめちゃくちゃ高かった」
「神戸の心を折った」2連覇中の王者撃破に鈴木優磨も手応え!鬼木スタイルの完成には「話にならないぐらい。まだまだ」【鹿島】
鬼木新体制で王者・神戸も下して首位キープ。鹿島絶好調の理由とは
【画像】編集部が厳選!Jクラブの歴代「名ユニフォーム」を大公開!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ