焦燥感や悔しさは間違いなく成長の糧となる
[ルヴァンカップ1stラウンド1回戦]相模原 1-3 清水/3月26日/相模原ギオンスタジアム
「手応えはあった。でも、ここで終わりじゃいけない」
3月26日に行なわれたルヴァンカップ1stラウンド1回戦の相模原戦。今季初めて公式戦のピッチに立った清水の小竹知恩の言葉には、充実感と焦燥感が含まれていた。
今季に清水ユースから昇格した小竹は、3-4-2-1の右ウイングバックで先発。立ち上がりこそボールコントロールがおぼつかない場面もあったが、徐々に流れを掴むと、持ち前のスピードを活かしたドリブル突破で好機を演出。後半は左ウイングバックへ立ち位置を移し、カットインから相手ゴールを脅かした。
チームは3-1で勝利し、個人としても及第点の出来。それでも“まだ足りない”というような表情を見せた。
「監督から自分の良さを出すことを求められていたなかで、自分の武器であるスピーディなドリブルで、何本かですけど、良い部分は見せられたのかなと。でも、まだまだ見せたかったという気持ちもあります。(66分には)コーナーからの決定機もあって、ああいった場面を決めきらないといけない。数字を残せなかったのは悔しかったです」
【画像】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
「手応えはあった。でも、ここで終わりじゃいけない」
3月26日に行なわれたルヴァンカップ1stラウンド1回戦の相模原戦。今季初めて公式戦のピッチに立った清水の小竹知恩の言葉には、充実感と焦燥感が含まれていた。
今季に清水ユースから昇格した小竹は、3-4-2-1の右ウイングバックで先発。立ち上がりこそボールコントロールがおぼつかない場面もあったが、徐々に流れを掴むと、持ち前のスピードを活かしたドリブル突破で好機を演出。後半は左ウイングバックへ立ち位置を移し、カットインから相手ゴールを脅かした。
チームは3-1で勝利し、個人としても及第点の出来。それでも“まだ足りない”というような表情を見せた。
「監督から自分の良さを出すことを求められていたなかで、自分の武器であるスピーディなドリブルで、何本かですけど、良い部分は見せられたのかなと。でも、まだまだ見せたかったという気持ちもあります。(66分には)コーナーからの決定機もあって、ああいった場面を決めきらないといけない。数字を残せなかったのは悔しかったです」
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小竹の現状を見れば、焦りや悔しさが湧き出てくるのも無理はない。
同級生の西原源樹や嶋本悠大はすでにリーグ戦のメンバーに絡み、スタメンも経験。3月16日~26日に行なわれたU-20日本代表のスペイン遠征にも参加し、同年代のフランス代表、アメリカ代表との親善試合に出場した。
加えて、相模原戦では自身との交代で出場した17歳の土居佑至が得点をマーク。現在高校2年生(4月から3年生)で2種登録の後輩が、すでに背中から追いかけてきている。
小竹はライバルたちをリスペクトしながら、さらなる飛躍を誓う。
「源樹や悠大が試合に出ているのは刺激になっているし、悔しい気持ちも常に持っている。今日、チャンスをもらって、ある程度、良さを出せた点はプラスに捉えたい。まだまだ足りない部分も見えたので、課題を修正しつつ、源樹や悠大に食らいついて、負けないように自分もリーグ戦に絡んでいきたい」
小竹からすれば苦しい時期なのかもしれない。ただ、今、感じている焦燥感や悔しさは間違いなく成長の糧となるはずだ。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
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加えて、相模原戦では自身との交代で出場した17歳の土居佑至が得点をマーク。現在高校2年生(4月から3年生)で2種登録の後輩が、すでに背中から追いかけてきている。
小竹はライバルたちをリスペクトしながら、さらなる飛躍を誓う。
「源樹や悠大が試合に出ているのは刺激になっているし、悔しい気持ちも常に持っている。今日、チャンスをもらって、ある程度、良さを出せた点はプラスに捉えたい。まだまだ足りない部分も見えたので、課題を修正しつつ、源樹や悠大に食らいついて、負けないように自分もリーグ戦に絡んでいきたい」
小竹からすれば苦しい時期なのかもしれない。ただ、今、感じている焦燥感や悔しさは間違いなく成長の糧となるはずだ。
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