ユベントスが来シーズンへ向けて、CFの新戦力確保へ動き始めたようだ。
イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は3月18日、ユベントスがナイジェリア代表FWのヴィクター・オシメーン獲得へ向けて、強化責任者のクリスティアーノ・ジューントリFD(フットボールディレクター)がオシメーンの代理人と接触したと報じている。
同紙によれば、ジューントリFDはナポリ時代にオシメーン獲得を主導した人物で、その関係性を活かして交渉を進めようとしているという。今シーズン、ナポリからガラタサライにレンタル中のオシメーン本人も、欧州トップクラブでのプレーを望んでいて、ユベントスのプロジェクトに強い関心を持っていると伝えた。
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ユーベの強化責任者と選手代理人が接触とも
しかし、この移籍が成立するまでにはいくつかの障壁があるという。なかでも最大の壁が、金銭面。ナポリは移籍金として8000万ユーロ(約132億円)を要求すると見られていて、ユベントスは主力級の選手の売却なしでは資金調達が困難な状況だ。
ユベントスは買い取り義務付きのレンタルや現存戦力を絡めたトレードを提案する可能性はあるが、マンチェスター・ユナイテッドなどプレミアリーグのクラブも獲得に関心を示していて、競争は激化しそうだ。
ガラタサライのアブドゥラ・カブクチュ副会長は18日、『Sport Mediaset』の取材に対し、「彼(オシメーン)は4月に決断を下すだろう。現時点で世界トップの5チームが彼に興味を持っている」とコメント。今後の展開に注目が集まる。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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