東京V戦は悔しい逆転負け
[J1第6節]東京V 2-1 名古屋/3月15日/味の素スタジアム
名古屋が東京Vのホームに乗り込んだ一戦、21分に森島司のゴールで先制したが、後半、東京Vに逆転を許して敗戦。開幕6試合で2分4敗の最下位と苦しい状況となった。
山岸祐也、徳元悠平ら数人の怪我人を抱えるなか、3-4-2-1でスタートしたこの試合、シャドーに入った森島、 CFに起用されたマテウス・カストロらが絡み攻撃を構築。激しい守備でピンチも防いだ。
「前半は狙い通りの戦いをできた」と長谷川健太監督も胸を張ったが、こうも続けた。
「選手にはハーフタイムにも伝えましたが、2点目を取りにいこうと。後半はセカンドボールを取られてもディフェンス陣がしっかし対応するシーンもありましたが、ミス絡みで追いつかれ、勝っていないところもあり、チームとしてだいぶシュンとしてしまった。2点目をセットプレーから取られてしまった。
前向きになるのは難しいと思いますが、こういう苦しい時にどれだけ取られたあとにみんなで声を掛けあえるか。次の1点を取りにいかないとこういう苦しい時を脱することができないと思いますし、逆にチームとしてしっかり戦うことができれば必ず活路は見い出せるはずです。そこをトレーニングからしっかりやっていくしかないと感じます。
今日も多くのサポーターが応援にきてくれたなかで勝利を届けられず、選手は勝つために必死に良くやってくれ、監督として責任を非常に感じています。なんとか逆境を撥ね返せるように選手と一緒にトレーニングをしていきたいです」
そして指揮官は今後へ意気込んだ。
「批判は甘んじて受けますが、あくまでもポジティブに。1勝がチームに自信を与えてくれると思いますし、上を向いてやっていきたい。
失点が多くなってしまったこと。それが難しい戦いになっている一番の理由だと思います。ただサッカーは守れば良いというわけにはいかない。やっぱり攻めがあって守りがある。開幕戦の川崎戦は非常に自信を持って臨んだ試合だっただけに、(0-4で敗れて)選手がガッカリし、『なんで?』っていう部分をなかなか修正できなかったところがあると思います」
【記事】名古屋・森島のゴール
名古屋が東京Vのホームに乗り込んだ一戦、21分に森島司のゴールで先制したが、後半、東京Vに逆転を許して敗戦。開幕6試合で2分4敗の最下位と苦しい状況となった。
山岸祐也、徳元悠平ら数人の怪我人を抱えるなか、3-4-2-1でスタートしたこの試合、シャドーに入った森島、 CFに起用されたマテウス・カストロらが絡み攻撃を構築。激しい守備でピンチも防いだ。
「前半は狙い通りの戦いをできた」と長谷川健太監督も胸を張ったが、こうも続けた。
「選手にはハーフタイムにも伝えましたが、2点目を取りにいこうと。後半はセカンドボールを取られてもディフェンス陣がしっかし対応するシーンもありましたが、ミス絡みで追いつかれ、勝っていないところもあり、チームとしてだいぶシュンとしてしまった。2点目をセットプレーから取られてしまった。
前向きになるのは難しいと思いますが、こういう苦しい時にどれだけ取られたあとにみんなで声を掛けあえるか。次の1点を取りにいかないとこういう苦しい時を脱することができないと思いますし、逆にチームとしてしっかり戦うことができれば必ず活路は見い出せるはずです。そこをトレーニングからしっかりやっていくしかないと感じます。
今日も多くのサポーターが応援にきてくれたなかで勝利を届けられず、選手は勝つために必死に良くやってくれ、監督として責任を非常に感じています。なんとか逆境を撥ね返せるように選手と一緒にトレーニングをしていきたいです」
そして指揮官は今後へ意気込んだ。
「批判は甘んじて受けますが、あくまでもポジティブに。1勝がチームに自信を与えてくれると思いますし、上を向いてやっていきたい。
失点が多くなってしまったこと。それが難しい戦いになっている一番の理由だと思います。ただサッカーは守れば良いというわけにはいかない。やっぱり攻めがあって守りがある。開幕戦の川崎戦は非常に自信を持って臨んだ試合だっただけに、(0-4で敗れて)選手がガッカリし、『なんで?』っていう部分をなかなか修正できなかったところがあると思います」
【記事】名古屋・森島のゴール
今季のキャンプではボールを大事にしながら、裏への走り込みなど能動的な攻め方の構築にも力を入れ、手応えを得てきたという。しかし、開幕戦で川崎に完敗し、歯車が狂った印象だ。
もっともリーダーの稲垣祥は、苦しい状況だと相槌を打ちながら、チームはポジティブに変化しているとも口にする。
「今日の前半もそうですが、ミスを恐れずにポジティブにチャレンジする姿勢は、前回のセレッソ戦もそうでしたが、今できている。それはなくしたくない」
また今季からキャプテンに就任した和泉竜司はより厳しい環境を作っていく必要性も説いた。
「失点をしてしまってチームとして、明らかに落ちてしまった部分があると思いますし、どれだけ踏ん張れるか。ミスはあるし、そこはみんなで助け合いながらやっていきたい。6試合やってきて隙を見せすぎていると思うし、相手の隙をもっと突いていかなくちゃいけない。
全部が全部、悪いわけではないですが、今の結果を受け入れなくちゃいけない、プロなので結果を出さなくちゃいけない。選手もそうだし、グランパスに関わる全員が苦しい状況で何ができるのかを求められる。悪い時に一人ひとり、そしてチームとしてどう戦っていくか。ここからルヴァン(カップ)を挟みますが、目の色を変えてやっていかなくちゃいけない。自分自身も、チームとしても勝つために。
苦しい時間、大事な時間での失点が明らかに多い。そこは集中もそうですし、全員で声を出して、気迫って言っちゃあれですが、気持ちは相手にも伝わるし、チームに良い伝染を起こすと思うので、そこは意識したいです。
ミスはあるスポーツなので、それを全員で助けあう。そこはやっていかなくちゃいけない。今日みたいに落ちてしまったら勝てない。攻撃もミスを恐れずにどんどんチャレンジする姿勢が大事。良い選手がいますし、自信を持って助け合いながら、去年もそうやってルヴァンを優勝したので、みんなで盛り上げて。当然優しい言葉だけでなく、やっていない選手にはやっていないと言わなくちゃいけないし、一人ひとりがやるべきプレーをして戦っていきたい。自分中心にやっていきたいです」
試合後には稲垣が「ひとつ勝てば流れは変わるはず」と語りながらスタジアムを後にしたのも印象的だ。
この悔しさを糧に名古屋は巻き返せるのか。指揮官の言葉を借りれば、今オフに補強したもののプレシーズンで負傷したGKシュミット・ダニエルが復帰間近など、好材料もあるという。そうした良い流れを活かせるか注目だ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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もっともリーダーの稲垣祥は、苦しい状況だと相槌を打ちながら、チームはポジティブに変化しているとも口にする。
「今日の前半もそうですが、ミスを恐れずにポジティブにチャレンジする姿勢は、前回のセレッソ戦もそうでしたが、今できている。それはなくしたくない」
また今季からキャプテンに就任した和泉竜司はより厳しい環境を作っていく必要性も説いた。
「失点をしてしまってチームとして、明らかに落ちてしまった部分があると思いますし、どれだけ踏ん張れるか。ミスはあるし、そこはみんなで助け合いながらやっていきたい。6試合やってきて隙を見せすぎていると思うし、相手の隙をもっと突いていかなくちゃいけない。
全部が全部、悪いわけではないですが、今の結果を受け入れなくちゃいけない、プロなので結果を出さなくちゃいけない。選手もそうだし、グランパスに関わる全員が苦しい状況で何ができるのかを求められる。悪い時に一人ひとり、そしてチームとしてどう戦っていくか。ここからルヴァン(カップ)を挟みますが、目の色を変えてやっていかなくちゃいけない。自分自身も、チームとしても勝つために。
苦しい時間、大事な時間での失点が明らかに多い。そこは集中もそうですし、全員で声を出して、気迫って言っちゃあれですが、気持ちは相手にも伝わるし、チームに良い伝染を起こすと思うので、そこは意識したいです。
ミスはあるスポーツなので、それを全員で助けあう。そこはやっていかなくちゃいけない。今日みたいに落ちてしまったら勝てない。攻撃もミスを恐れずにどんどんチャレンジする姿勢が大事。良い選手がいますし、自信を持って助け合いながら、去年もそうやってルヴァンを優勝したので、みんなで盛り上げて。当然優しい言葉だけでなく、やっていない選手にはやっていないと言わなくちゃいけないし、一人ひとりがやるべきプレーをして戦っていきたい。自分中心にやっていきたいです」
試合後には稲垣が「ひとつ勝てば流れは変わるはず」と語りながらスタジアムを後にしたのも印象的だ。
この悔しさを糧に名古屋は巻き返せるのか。指揮官の言葉を借りれば、今オフに補強したもののプレシーズンで負傷したGKシュミット・ダニエルが復帰間近など、好材料もあるという。そうした良い流れを活かせるか注目だ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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