「“そのあたり”を理解しないと」
U-20アジアカップでU-20ワールドカップの出場権を獲得した日本も、オーストラリアとの準決勝で0-2と敗れた。イランとの準々決勝からスタメン8人を入れ替える策も実らず、完敗したわけだが、グループリーグ3試合を含めわずか1勝しかできなかった今大会を振り返るうえで、船越優蔵監督の采配はどうだったのか。識者の河治良幸氏は独自の見解を示した。
「アンダーカテゴリー(U-19、U-20など)を率いる監督の頭の中には育成と勝負師の思惑が混在していて、その割合でチームの方向性は決まります。そのあたりを理解しないと、我々メディアやファン・サポーターは試合中に『なぜここで交代させない?』とか疑問を抱いてしまいます」
悪い言い方をすれば「能力がない、采配が悪い」となるが、そうではないと河治氏は言い切る。
「Jリーグの試合、A代表のワールドカップ予選ならそういう見方で問題ありません。ただ、アンダーカテゴリーの監督は育成がメインの場合もあります。要するに、“結果=有能、無能”とならないわけです」
「アンダーカテゴリー(U-19、U-20など)を率いる監督の頭の中には育成と勝負師の思惑が混在していて、その割合でチームの方向性は決まります。そのあたりを理解しないと、我々メディアやファン・サポーターは試合中に『なぜここで交代させない?』とか疑問を抱いてしまいます」
悪い言い方をすれば「能力がない、采配が悪い」となるが、そうではないと河治氏は言い切る。
「Jリーグの試合、A代表のワールドカップ予選ならそういう見方で問題ありません。ただ、アンダーカテゴリーの監督は育成がメインの場合もあります。要するに、“結果=有能、無能”とならないわけです」
例えば今回のU-20アジアカップ。上位4か国にU-20ワールドカップの出場権が与えられる大会形式では、イランとの準々決勝は何より勝負にこだわらないといけない。ただ、出場権獲得のミッションを果たした先の準決勝(相手はオーストラリア)は9月のワールドカップを見据えた“育成の場”とも言える。
「もちろん大会ですからどの試合も真剣勝負になります。ただ、船越監督が準決勝でスタメンのキーパーを荒木(琉偉)選手から後藤(亘)選手に代えたのも、後藤選手を使ったほうが試合に勝つ確率が上がるとかではなくて、先を見据えた何かを感じます。具体的には、実戦経験で後藤選手の力を伸ばす、良い意味で荒木選手にプレッシャーをかける。そういう狙いがあったはずです」
こうした理由から、河治氏は「正直、船越監督の采配は評価しにくい」という。
「監督も選手も大会前は『優勝する』と明言します。でも、この大会の最大の目標が何かを考えた時にはどうしても出場権獲得になります。監督の本当の評価が問われるのはこの先。9月開催のワールドカップでどうなるか、招集した選手がどのような成長曲線を描くか、いずれA代表に選ばれるのかとか、そういうところになるはずです」
構成●サッカーダイジェストTV編集部
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「もちろん大会ですからどの試合も真剣勝負になります。ただ、船越監督が準決勝でスタメンのキーパーを荒木(琉偉)選手から後藤(亘)選手に代えたのも、後藤選手を使ったほうが試合に勝つ確率が上がるとかではなくて、先を見据えた何かを感じます。具体的には、実戦経験で後藤選手の力を伸ばす、良い意味で荒木選手にプレッシャーをかける。そういう狙いがあったはずです」
こうした理由から、河治氏は「正直、船越監督の采配は評価しにくい」という。
「監督も選手も大会前は『優勝する』と明言します。でも、この大会の最大の目標が何かを考えた時にはどうしても出場権獲得になります。監督の本当の評価が問われるのはこの先。9月開催のワールドカップでどうなるか、招集した選手がどのような成長曲線を描くか、いずれA代表に選ばれるのかとか、そういうところになるはずです」
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