大韓サッカー協会（KFA）は３月10日、再開される北中米ワールドカップ・アジア最終予選に臨むメンバー28人を発表した。

　ソン・フンミン、イ・ガンイン、キム・ミンジェらお馴染の主軸に加え、町田のオ・セフンも選出。また、トッテナムからイングランド２部のQPRにレンタルで加入し、際立つ活躍を見せている18歳のヤン・ミンヒョクも名を連ねた。

　韓国メディア『OSEN』によれば、ホン・ミョンボ監督は俊英の抜擢を次のように説明した。

「１月に（欧州に）行った時は彼に会えなかった。当時はトッテナムでトレーニングしていたが、出場できない時期だった。その時は試合を見られなかったが、韓国に戻ってからはずっと（QPRに移籍した）ヤン・ミンヒョクが試合に出るのを見ていた。

　チームで望んでいる役割を完璧に果たしているかどうかは分からないが、瞬間的な動きは悪くない。今後、（韓国サッカーの）主力選手になる可能性があるヤン・ミンヒョクが代表チームに入り、自分が持っている価値を高めることができ、また代表チームの方向性などを熟知できればいいと思って選んだ」

　無限のポテンシャルを秘めるホープは期待に応えることができるか。W杯予選でグループBの韓国は、６節を終えて４勝２分けの勝点14で首位に立つ。20日にオマーン、25日にヨルダンと、いずれもホームで対戦する。

　指揮官はKFAの公式サイトを通じて、意気込みを伝える。「この２連戦で迅速にワールドカップ本戦出場を確定した後、欧州の強豪と親善試合を行なうのが最も望ましいシナリオだが、思い通りになるとは限らない」と気を引き締めたうえで、「もちろん、目標のために最善を尽くす。もしそうならないとしても、選手たちに負担をかけずにプレーできるようにする」と語った。
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　韓国代表の選出メンバーは以下のとおり。

▼GK
キム・ドンヒョン（金泉尚武）
イ・チャンギュン（大田ハナシチズン）
チョ・ヒョヌ（蔚山HD）

DF
クォン・ギョンウォン（ホール・ファカン）
キム・ミンジェ（バイエルン）
パク・スンウ（金泉尚武）
チョ・ジョンテク（金泉尚武）
ソル・ヨンウ（ツルベナ・ズベズダ）
イ・テソク（浦項）
チョン・スンヒョン（アル・ワスル）
チョ・ユミン（シャルージャ）
ファン・ジェウォン（大邱FC）

MF
パク・ヨンウ（アル・アイン）
ペ・ジュンホ（ストーク・シティ）
ペク・スンホ（バーミンガム・シティ）
ソン・フンミン（トッテナム）
ヤン・ミンヒョク（QPR）
ヤン・ヒョンジュン（セルティック）
オム・ジソン（スウォンジー・シティ）
ウォン・ドゥジェ（ホール・ファカン）
イ・ガンイン（パリ・サンジェルマン）
イ・ドンギョン(金泉尚武)
イ・ジェソン(マインツ)
ファン・インボム(フェイエノールト)
ファン・ヒチャン（ウォルバーハンプトン）

FW
オ・セフン（町田）
オ・ヒョンギュ（ヘンク）
ジュ・ミンギュ（大田ハナシチズン）

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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