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「責任を感じています」J屈指のドリブラーが湘南戦後に反省の弁。覚醒の時をファン・サポーターも待っているはず

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2025年03月09日

「初心に戻ってやり直したい」

湘南戦の俵積田はドリブルで光るプレーがあったが。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

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 2025年3月8日に味の素スタジアムで開催された湘南ベルマーレ戦で個人的に注目していた選手のひとりが、FC東京の俵積田晃太だ。過去2年間、Jリーグ屈指のドリブラーとして評価を高めたサイドアタッカーである。

 プロ3年目の今季、ウイングからシャドーにポジションを変えた俵積田が点取り屋として覚醒なるか。そんな期待もあるなか、湘南戦でも積極的にドリブルで仕掛けつつフィニッシュに絡むシーンもいくつかあった。

 0-0で迎えた67分、佐藤恵允のチャンスメイクをきっかけにゴール正面から放ったシュートは枠外へ。そして77分、常盤亨太のクロスに合わせたヘッドはGKの正面だった。2度の決定機逸があったからだろう、スコアレスドローで終わった試合後、「決めないといけないし、責任を感じています」と俯き加減で言った。
「自分が決めていれば勝点3を獲れたので、勿体無いなと。やり続けるしかないです。初心に戻ってやり直したいです」

 チームの守備組織は開幕当初に比べて整ってきた。あとは攻撃陣がコンスタントにゴールを奪えれば上位に浮上できるかもしれない。その点で、やはり俵積田の活躍は不可欠。ファン・サポーターも覚醒の時を待っているはずだ。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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