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「勝つ気はあるのか」指揮官の采配にも問題がありオーストラリアの術中にハマった日本。イラン戦のような必死さが感じられなかった【U-20アジア杯/コラム】

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストTV編集部

2025年02月26日

闘争心があったかは疑問

オーストラリアに完敗した日本。(C)AFC

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 2025年2月26日、U-20アジアカップの準決勝で日本代表はオーストラリア代表と対戦。イランとの準々決勝からスタメン8人を入れ替えて臨むも、オーストラリアの堅守を崩せないまま0-2に敗れた。

 この日の日本は立ち上がりからオーストラリアの術中にハマった印象だった。ボランチコンビのフランス・デリとポール・オコンエングストラーを軸に中央を固めてきた相手に対して打開策を見出せず、奪われたボールをカウンターに繋げられてピンチを招く。こうした展開が続くなかでも修正らしい修正はなく、無策で敗れた。

 サイドの4人、石井久継、齋藤俊輔、布施克真、桑原陸人がそこまで機能していないにも関わらず、後半頭にメンバー交代をしなかった船越優蔵監督の采配に問題があったのは結果を見ても間違いない。
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 そもそも、選手たちからイラン戦のような必死さが感じられなかったのも問題だ。イラン戦でU-20ワールドカップの出場権を獲得し、プレッシャーから解放された影響もあるだろうが、正直、この日の日本に闘争心があったかは疑問である。リードされても最終ラインでゆっくり回すシーンがあり(パスコースがなかったせいもあるだろうが)、「勝つ気はあるのか」とも思えた。

 今大会、ピリッとしなかったのはオーストラリア戦だけではない。3-0と勝利したタイ戦はピンチも複数あり、続くシリア戦はなんとか追いついてのドロー(2-2)、韓国戦も稚拙な試合運びで土壇場に1-1のタイスコアに戻され、イラン戦にしても決定機を外し過ぎた。強さを見せつけた試合はひとつもなかったのだ。

 U-20ワールドカップの出場権を獲得したからといって手放しでは喜べない。むしろ、こんな戦いぶりで本大会は大丈夫なのかと、現状では不安が先行する。

文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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