ベルギーが2位通過! 引退表明のイブラは有終の美を飾れず

カテゴリ:国際大会

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2016年06月23日

ナインゴランのミドルが炸裂!

ベルギーの牙城を崩せず、グループステージ敗退が決定したスウェーデン。前日の記者会見で今大会かぎりでの代表引退を表明していたイブラヒモビッチは、ノーゴールのままEUROの舞台を降りることに。(C)Getty Images

画像を見る

警告:ス=エクダル(33分)、ヨハンソン(36分) ベ=ムニエ(30分)、ヴィツェル(45分) (C)SOCCER DIGEST

画像を見る

 6月22日(現地時間)、2位の座を懸けたグループEの最終戦で勝ち鬨をあげたのは、優勝候補の一角にも挙がるベルギーだった。
 
 引き分け以上で2位が確定するベルギーは、足首を痛めたデンベレに代えてナインゴランがセントラルMFに組み込んだ以外、前節とスタメンの顔ぶれは同じ。足首に不安を抱えていたカラスコも右ウイングで先発した。
 
 そのタレント力を活かし、ベルギーが優位に試合を進めるかと思われた立ち上がりはしかし、前日の記者会見で大黒柱のイブラヒモビッチが今大会かぎりでの代表引退を表明したスウェーデンが、エースの最終章をこの試合で終わらせまいと、攻勢に打って出る。
 
 4分には、シェルストレームのFKから早くもビッグチャンスが到来。ゴール前でフリーだったベリが右足で振り抜いたボールは、惜しくもGKクルトワに弾かれた。もしここで先制していれば、展開はまた違っていただろう。
 
 互いにハイテンションに振る舞う序盤を経て、10分頃から自力で勝るベルギーが少しずつ主導権を握り始める。前がかりになったスウェーデンの背後を突くカウンターも効果的だった。
 
 だが、両サイドから再三に渡って打ち込んだクロスは、ファーサイドで待ち構えるCFのルカクと合わず、また個人技頼みの攻撃は相変わらず一本調子で、決定機に繋がらない。
 
 前半終了間際の44分、ショートコーナーからデ・ブルイネが上げたクロスにムニエがヘッドで合わせてゴールに迫ったが、ポストのぎりぎり右側を抜けていった。
 
 対するスウェーデンは、前節のイタリア戦に比べれば中盤にスペースがあり、イブラヒモビッチへのマークも甘かったため、攻撃の形はそれなりに作れていた。だが、フィニッシュの精度が低く、ゴールを割れずに時間だけが過ぎていく。
 
 疲労が蓄積しはじめた60分以降は、さらにイブラヒモビッチにボールを集める意図が明確になり、的が絞りやすくなったアタックはベルギーDF陣に難なく跳ね返された。63分にグイデッティ、69分にドゥルマズと立て続けにカードを切って勝負に出たものの、流れは大きく変えられなかった。
 
 そして両軍ともに決め手を欠き、スコアレスドローで終わる気配が濃厚に漂い始めた84分だった。ついに均衡が破れる。ゴールをこじ開けたのは、ベルギーだった。個人技で左サイドを突破したアザールから折り返しを中央で受けたナインゴランが、右足のミドルで突き刺したのだ。
 
 スウェーデンは86分、イブラヒモビッチが胸トラップからのボレーで最後に見せ場を作ったものの、ボールは惜しくもポストの外側に逸れていき……。
 
 引き分け以上というノルマをクリアしたベルギーは、グループEを2位で通過。単調で連動性に欠ける攻撃には課題を残すものの、EURO初制覇に向けて最初の関門は突破した。
 
 一方のスウェーデンは、グループステージ敗退が決定。同時にイブラヒモビッチの代表キャリアにピリオドが打たれた。
 

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト サッカーダイジェスト責任編集
    2月12日発売
    データ満載のNo.1名鑑
    2020 J1&J2&J3
    選手名鑑
    56クラブを完全収録!!
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト 6月11・25日合併号
    5月28日発売
    現役選手、元代表選手など
    総勢50人がセレクト!!
    Jリーグ歴代
    最強チームはどれだ!?
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    5月21日発売
    数多のドラマと議論を生んだ
    黄金のナンバーを深掘り!
    「背番号10」のすべて
    欧州4大の10番名鑑付き
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.30
    1月17日発売
    完全保存版!
    第98回高校選手権
    決戦速報号
    静岡学園が24年ぶりV
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ