船越優蔵監督が率いるU-20日本代表は２月23日、U-20アジアカップの準々決勝でイランと対戦。１－１で突入したPK戦を４－３で制し、ベスト４進出を果たした。

　これにより日本はU-20ワールドカップへの出場権を獲得。激戦となったなか、PK戦で勝負を決める最後のキッカーを務め、プレッシャーをものともせずしっかりと決め切ったキャプテンの市原吏音は、試合後のフラッシュインタビューで、「マジで嬉しいです」と満面の笑顔。そして、こう試合を振り返った。

「今まで味わったことのないプレッシャーやアウェー感もありましたけど、チーム全員でひとつになって、しっかり120分戦って、最後は運が、日ごろやってきたものがこっちに流れてきてくれたなと思います。

　先制されてしまって、自分のクリアミスから始まっていて、取り返したい気持ちはありました。でも後ろがこれ以上失点しないと話していましたし、前線の選手も点をとってくれた。たくさんチャンスがあったなかで、１点だけは悔しいと思うんですけど、でもこれが僕たち。仲間を信じて、チームを信じてひとつになれた結果がこういう結果になったと思うので、これは自信に繋がると思う。嬉しい限りです」
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　世界行きの切符を手にした船越ジャパンが次に目ざすのはアジアの頂点。市原は「こうやって遠くまで応援に来てくれる日本人のサポーターもいますし、画面越しの友達や家族、チームメイトも見てくれているので、恥じないプレーと、あとは後悔しないように自信を持って全員がやれれば必ず優勝できると思うので、信じて待っていてほしいと思います」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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