この日の日本は試合巧者
2025年2月14日に開催されたU-20アジアカップ・グループステージの初戦、日本代表はタイ代表に3-0と勝利した。14分に石井のゴールで先制したあとは上手くいかない時間帯もあったが、33分に市原のPKでリードを広げると、69分には佐藤のゴールで加点した。
スコアほどの実力差はなく、日本が一方的に攻め込む展開ではなかった。勝因のひとつは押し込まれたタイミングで失点しなかった点にあるだろう。先制後の約15分間、また後半開始から65分くらいまでを耐え凌いだことが結果的に良かった。相手の時間帯に集中を切らさず守り切り、その後巡ってきたチャンスをゴールに結び付けた点で、この日の日本は試合巧者と言えた。
もちろんシュート17本で3ゴールは少ないとの見方は当然できる。大量得点が理想だが、こうした国際舞台で大事なのはまず初戦白星。それを達成できた点で十分だ。
【動画】MF石井が決めた日本の先制弾
スコアほどの実力差はなく、日本が一方的に攻め込む展開ではなかった。勝因のひとつは押し込まれたタイミングで失点しなかった点にあるだろう。先制後の約15分間、また後半開始から65分くらいまでを耐え凌いだことが結果的に良かった。相手の時間帯に集中を切らさず守り切り、その後巡ってきたチャンスをゴールに結び付けた点で、この日の日本は試合巧者と言えた。
もちろんシュート17本で3ゴールは少ないとの見方は当然できる。大量得点が理想だが、こうした国際舞台で大事なのはまず初戦白星。それを達成できた点で十分だ。
【動画】MF石井が決めた日本の先制弾
さて、このゲームで気になったのはタイのアフターファウルの多さ。後半に高岡や中島がいずれも明らかなファウルで倒される姿を見て、「大丈夫か」と彼らの状態を心配したファン・サポーターは少なくなかったのではないか。
悪質なファウルにも映ったし、なぜイエローカードが出ないのかという疑問が残った。81分の大関へのファウルにはさすがにイエローカードが出たが、タイのラフプレーは“恐怖”に映った。
2月17日にシリア戦、同20日に韓国戦と中2日での試合が続くうえで、怪我人は出したくない。その意味で今後も相手のラフプレーには警戒したい。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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悪質なファウルにも映ったし、なぜイエローカードが出ないのかという疑問が残った。81分の大関へのファウルにはさすがにイエローカードが出たが、タイのラフプレーは“恐怖”に映った。
2月17日にシリア戦、同20日に韓国戦と中2日での試合が続くうえで、怪我人は出したくない。その意味で今後も相手のラフプレーには警戒したい。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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