久保建英らも人種差別被害を受けた
ラ・リーガのハビエル・テバス会長は現地時間1月28日、議会平等委員会のヘイトスピーチ対策小委員会に出席し、スタジアムで起きている人種差別的行為について語った。その様子をスペインメディア『COPE』が報じている。
テバス会長は2013年以来、ラ・リーガが40件以上の刑事告訴を行ない、560件以上の不適切なチャントを糾弾してきたと説明。それでもラ・リーガだけで対処するには限界があるとし、さらなる権限を求めた。
さらに近年、人種差別問題が激しくなっていることについては「しっかりと認識している」としながらも、「危険性のあるサポーター団体に対して、事前にクラブが対策しなければならない」と、クラブ側にも予防策を講じることを促している。
テバス会長は2013年以来、ラ・リーガが40件以上の刑事告訴を行ない、560件以上の不適切なチャントを糾弾してきたと説明。それでもラ・リーガだけで対処するには限界があるとし、さらなる権限を求めた。
さらに近年、人種差別問題が激しくなっていることについては「しっかりと認識している」としながらも、「危険性のあるサポーター団体に対して、事前にクラブが対策しなければならない」と、クラブ側にも予防策を講じることを促している。
1月18日のヘタフェ対バルセロナ戦(ラ・リーガ20節)では、バルサのDFアレハンドロ・バルデがヘタフェのサポーターから人種差別的な発言を受けた。これについてバルデは「僕は気にしない。黒人であることを誇りに思っている」と、大人の対応を示している。
このバルデへの人種差別についてテバスは、「それを聞いたのはバルデだけであり、我々は何が起こったのかを確認しなければならない。より多くの声を聞き取るためにマイクを増設したりもしている。我々は非常に注意深く見守っている」とコメントした。
ラ・リーガでは近年、レアル・マドリーのヴィニシウス・ジュニオールへの人種差別的な行為が大きな問題になっている。さらに1月29日のラ・リーガ19節では、レアル・ソシエダの久保建英らがバレンシアのサポーターからヘイトクライムを受けるなど、人種差別の勢いは増すばかりだ。
ラ・リーガ、そしてRFEF(スペインサッカー連盟)には、差別撤廃への具体的な対策が求められる。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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このバルデへの人種差別についてテバスは、「それを聞いたのはバルデだけであり、我々は何が起こったのかを確認しなければならない。より多くの声を聞き取るためにマイクを増設したりもしている。我々は非常に注意深く見守っている」とコメントした。
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