総費用は5億2000万円とも
カトリック教会での荘厳な結婚式。500人を招いての豪華絢爛パーティー。有名バンドが奏でる音楽に乗って、新郎新婦が満面の笑顔で踊り倒す――。
元ブラジル代表CFのフッキ(38歳)が1月3日、ブラジル北東部の生まれ故郷の教会で、カミーラさん(35歳)と永遠の愛を誓った。さらに4日後、今度はカミーラさんの生まれ故郷で盛大なパーティーを催した。
これらはプロの演出家が40日間かけて準備したもので、総費用は2000万レアル(5億2000万円)と報じられている。
18歳だった2005年、まったく無名で日本へ渡り、08年まで川崎フロンターレ、コンサドーレ札幌、東京ヴェルディに在籍。左足の豪快なシュートと超問題児ぶり(審判への罵詈雑言でカードをもらいまくった)で名を馳せた。
その後、ポルト(ポルトガル)で大ブレイク。ブラジル代表にも選ばれ、自国開催の14年ワールドカップに出場。ロシア、中国でプレーした後、21年、母国の強豪アトレチコ・ミネイロへ。以来、豪快なゴールを奪い続け、いまやチームの“王様 ”だ。
ただし、この幸せモード全開の新郎新婦に、凄まじい批判が降り注いでいる。
それは、カミーラさんがフッキの最初の妻イランさん(彼女との12年間の結婚生活で復帰は3児をもうけた)の姪であり、しかもイランさんが実の娘のように可愛がり、自宅にも頻繁に招き入れていた存在だったからだ。
フッキは、イランさんとは19年8月に離婚。ところが、それからわずか2か月後にカミーラさんとの交際を認め、20年初めに入籍した。カミーラさんは「伯母の夫を略奪した」として親族から孤立し、フッキも「まったく節操がない」と総スカンを食らった。
【画像】フッキの美しき“新妻”が怒涛のインスタ投稿! アツアツの2ショット9連発!
元ブラジル代表CFのフッキ(38歳)が1月3日、ブラジル北東部の生まれ故郷の教会で、カミーラさん(35歳)と永遠の愛を誓った。さらに4日後、今度はカミーラさんの生まれ故郷で盛大なパーティーを催した。
これらはプロの演出家が40日間かけて準備したもので、総費用は2000万レアル(5億2000万円)と報じられている。
18歳だった2005年、まったく無名で日本へ渡り、08年まで川崎フロンターレ、コンサドーレ札幌、東京ヴェルディに在籍。左足の豪快なシュートと超問題児ぶり(審判への罵詈雑言でカードをもらいまくった)で名を馳せた。
その後、ポルト(ポルトガル)で大ブレイク。ブラジル代表にも選ばれ、自国開催の14年ワールドカップに出場。ロシア、中国でプレーした後、21年、母国の強豪アトレチコ・ミネイロへ。以来、豪快なゴールを奪い続け、いまやチームの“王様 ”だ。
ただし、この幸せモード全開の新郎新婦に、凄まじい批判が降り注いでいる。
それは、カミーラさんがフッキの最初の妻イランさん(彼女との12年間の結婚生活で復帰は3児をもうけた)の姪であり、しかもイランさんが実の娘のように可愛がり、自宅にも頻繁に招き入れていた存在だったからだ。
フッキは、イランさんとは19年8月に離婚。ところが、それからわずか2か月後にカミーラさんとの交際を認め、20年初めに入籍した。カミーラさんは「伯母の夫を略奪した」として親族から孤立し、フッキも「まったく節操がない」と総スカンを食らった。
【画像】フッキの美しき“新妻”が怒涛のインスタ投稿! アツアツの2ショット9連発!
こうした事情から、当時は結婚式も結婚パーティーも開催不可能だった。それから5年が経過し、ほとぼりが冷めたと判断したフッキは式とパーティーを強行。批判がぶり返したのである。
別の問題もある。カトリックでは離婚が禁じられており、配偶者と死別するか最初の結婚を無効とみなす特別な理由がない限り、通常、教会で結婚式ができるのは新郎新婦がいずれも初婚の場合だけ。ところが、今回は揃って再婚であり、しかも「W不倫の末の結婚」 が疑われる状況で、なおかつ新婦が新郎の前妻の近親者だったため、教会で式を執り行なった神父へも批判の声が上がった。
フッキは自身のSNSで式とパーティーの模様を写真と動画で公開。神経が図太い男だけに、外部の反応などまったく気にしていないようだ。
とはいえ、何もなかったかのように過ごすのは難しいだろう。この一連の出来事が今後のパフォーマンスにマイナスの影響を及ぼさなければいいが……。新シーズンは1月18日に幕を開ける。
文●沢田啓明
【著者プロフィール】
1986年にブラジル・サンパウロへ移り住み、以後、ブラジルと南米のフットボールを追い続けている。日本のフットボール専門誌、スポーツ紙、一般紙、ウェブサイトなどに寄稿しており、著書に『マラカナンの悲劇』、『情熱のブラジルサッカー』などがある。1955年、山口県出身。
【動画】フッキとカミーラさんの豪華結婚式の模様
【記事】「水原一平はめちゃくちゃ有名。下手したら大谷翔平より」米国でプレーする元日本代表主将が“野球人気”に言及「お前、何か知らねぇのかと…」
別の問題もある。カトリックでは離婚が禁じられており、配偶者と死別するか最初の結婚を無効とみなす特別な理由がない限り、通常、教会で結婚式ができるのは新郎新婦がいずれも初婚の場合だけ。ところが、今回は揃って再婚であり、しかも「W不倫の末の結婚」 が疑われる状況で、なおかつ新婦が新郎の前妻の近親者だったため、教会で式を執り行なった神父へも批判の声が上がった。
フッキは自身のSNSで式とパーティーの模様を写真と動画で公開。神経が図太い男だけに、外部の反応などまったく気にしていないようだ。
とはいえ、何もなかったかのように過ごすのは難しいだろう。この一連の出来事が今後のパフォーマンスにマイナスの影響を及ぼさなければいいが……。新シーズンは1月18日に幕を開ける。
文●沢田啓明
【著者プロフィール】
1986年にブラジル・サンパウロへ移り住み、以後、ブラジルと南米のフットボールを追い続けている。日本のフットボール専門誌、スポーツ紙、一般紙、ウェブサイトなどに寄稿しており、著書に『マラカナンの悲劇』、『情熱のブラジルサッカー』などがある。1955年、山口県出身。
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