ユベントスがこの冬２人目の新戦力を獲得しそうだ。

　現地時間１月15日、イタリアの複数のメディアはパリ・サンジェルマンのフランス代表FWランダル・コロ・ムアニがトリノに到着したと報じた。

　移籍マーケットに精通するファブリツィオ・ロマーノ氏も自身のXで、トリノの空港に現われたコロ・ムアニの様子をショート動画付きで投稿している。

　実質的に純粋なCFが主砲ドゥシャン・ブラホビッチのみとなっているユベントスは、今冬の移籍マーケットでCFの獲得を目指していて、ヨシュア・ザークジー（マンチェスター・ユナイテッド）やジョナサン・デイビッド（リール）らも候補に挙がっていた。

　16日の午前９時ごろからメディカルチェックを受け、問題がなければ午後には正式契約となる予定だという。契約はオプションなしの今シーズン終了までのレンタルとなるようで、給与はユベントス側が負担することになるようだ。

【動画】トリノの空港に到着したコロ・ムアニ

『JUVENTUS NEWS 24』によれば、チアゴ・モッタ監督は18日のミラン戦に向けて、すでに獲得が発表されているDFのアルベルト・コスタ（←ヴィト―リア・ギマランイス）とともにコロ・ムアニもメンバーに加えたいと考えているという。

　コロ・ムアニは今シーズン、パリSGで公式戦14試合に出場して先発はわずか２試合。得点も２ゴールと低調で、ルイス・エンリケ監督の信頼を得られておらず、昨年12月６日のオセール戦を最後にベンチ外が続くなど、構想外扱いとなっていた。

　セリエA20節を終えて７勝13分けと無敗ながら、勝ち切れない試合が多く、首位ナポリと勝点13差の５位に位置するユベントス。後半から終盤戦にかけて上位進出の起爆剤となれるか。コロ・ムアニの活躍に期待がかかる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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