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「理解するのは不可能だ」久保建英の“年またぎ”で連続スタメン落ちにソシエダ番記者が苦言「タケが勝利への最短ルートだと認識しているのか」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ミケル・レカルデ

2025年01月13日

二重三重の守備網が構築されていた

2試合連続でベンチスタートとなった久保。(C) Getty Images

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 年が明けても、同じ光景だった。2024年の最終戦となったセルタ戦に続いて、タケ・クボ(久保建英)は2025年の初戦もベンチスタートとなった。12月21日に行われたセルタ戦を経て、レアル・ソシエダにとっては2週間以上の間隔を空けた試合で、しかも次のビジャレアル戦は1週間以上先だ。

 つまり3週間で、試合が組まれているのはこのコパ・デル・レイ3回戦のポンフェラディーナ戦だけだった。どの選手も試合勘を取り戻すために、長い時間プレーしたかったはずだ。

 もちろんコパは準決勝を除いて、一発勝負だ。イマノル・アルグアシル監督が、前半、相手を消耗させ、後半、チーム随一の打開力を誇るタケを投入して攻勢に出たいと想定したうえでの判断であれば、まだよしとしよう。しかしその他の理由であれば、理解するのは不可能だ。

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 ソシエダが誇るもう1人の突破型のウイング、アンデル・バレネチェアが今シーズンは調子が上がらず、タケの重要性が増している現状であれば、なおさらである。

ソシエダは3部のチームを相手に苦しんだ。ミケル・オジャルサバルが1得点1アシストの活躍を披露し、順当に勝ち上がったが、ポンフェラディーナの粘り強さに手を焼いた。

そんななか、前半を0-0で折り返し、アルグアシル監督が後半開始とともにルカ・スチッチとタケをダブル投入したのは当然の流れだった。苦戦したチームとは異なり、タケは、1部と3部の実力差を早々に見せつけた。全開モードとまではいかなかったが、ピッチに立った瞬間からその存在だけで、相手の守備ブロックを後退させた。これが個の打開力を持った選手を起用するかどうかの違いである。

 その象徴が対峙した左SB、アンドニ・ロペスだった。後半は防戦一方を強いられ、たまらず敵将のハビエル・レイ・ペレスは左サイドを厚くするよう命じ、結果的にタケ封じを講じるいつも光景となっている二重三重の守備網が構築されていた。

 そんな状況下でもタケは、味方との呼吸が合わなかったが、何本か危険なクロスを供給した。献身的なプレッシングも相変わらずで、高い位置でのボール奪取が2得点の起点となったチームを好守にわたり支えた。
 
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