• トップ
  • ニュース一覧
  • 「今シーズン最悪」沈黙した久保建英にソシエダ番記者も落胆。 “驚異的に頑丈な身体”を称賛も「2024年のタケは浮き沈みが激しかった」【現地発】

「今シーズン最悪」沈黙した久保建英にソシエダ番記者も落胆。 “驚異的に頑丈な身体”を称賛も「2024年のタケは浮き沈みが激しかった」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ミケル・レカルデ

2024年12月20日

どんなに優秀な選手でも常に安定したレベルを維持するのは不可能

ラス・パルマス戦は精彩を欠いた久保。(C)Getty Images

画像を見る

 マーフィーの法則とは、人生の不運を説明するために、ユーモラスでしかも悲愁に富む数々の経験則をまとめたものだ。「失敗する余地があるなら、失敗する」と言った具合に、悲観的な視点から未来を見つめ、日常生活のあり触れた出来事から超越的なものまで、あらゆる状況に適用される。

 もっともその法則をサッカーに当てはめれば、単なる言い訳で終わることが多い。私は、スポーツにおける「運・不運」が、敗北やシーズンの目標を達成できなかったことを正当化するものだとは思わない。

 例えば、ラス・パルマス戦の前半、ボックス内でどフリーのミケル・オジャルサバルのシュートはクロスバーに嫌われ、絶好機をものにできなかったシーン。プレーをきちんと分析すれば、右足、つまり自信のない苦手な足で打っていればもっと簡単にゴールを決めることができただろうことが分かるはずだ。

 たしかに、置かれている状況は決して簡単ではない。とりわけレアル・ソシエダのように国内リーグと欧州カップ戦を並行して戦うチームの選手は、ほぼ3日ごとにハイパフォーマンスが求められ、出来が悪い試合を2つ続けようものなら、容赦なく批判される。
【画像】名手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
 また過密スケジュールは、怪我を誘発し、それは復帰までに数か月を要する重度のものから、痛みを抱えながらも試合には出場し続けることができる軽度のものまで含まれる。

 その点、タケ・クボ(久保建英)は怪我が少ない選手だ。ヨーロッパリーグ(EL)のオモニア・ニコシア戦で左肩を脱臼し、公式戦3試合を欠場したのが、彼がソシエダに加入して以来、最も長く戦列を離れた怪我なのではないだろうか。

 いつも訴えているように、審判が容認、あるいは加担していることをいいことに毎試合のように相手DFの「ドリブラー狩り」の餌食になっていることを考えれば、その頑丈さは驚異的ですらある。

 ただそんなタケでもこれだけ連戦が続けば、不甲斐ないプレーに終始する試合もある。どんなに優秀な選手であっても、常に安定したレベルを維持するのは不可能だ。

 だからタケのような特別な選手に対して監督にできる最善のことは、常にスタメンで起用し、90分間プレーさせるか、途中で交代させるかはパフォーマンスに応じて判断すればいい。
 
【関連記事】
「97億円でクボの獲得を準備」世界的名将が久保加入を熱望!スペイン強豪が補強に本腰も…移籍精通記者は「プレミアに行く」 争奪戦が激化
「絶対に上に行くと思った」名手・遠藤保仁が一目で欧州行きを“確信”した日本代表戦士は?「サイズもあって、左利きで、パスも出せて、スピードも…」
「彼がダイブするのを見たぞ」ボールを叩きつけて激怒した久保建英、怒りが収まらず! “中継カメラには映っていなかった行動” にスペイン紙が注目「アジア人選手は非難した」
「エムバペを返却してクボを連れて来い」「日本人を連れ戻せ」マドリーファンから復帰噂の久保獲得待望論!エムバペ不振で過熱「アンチェロッティはクボよりもクソみたいな選手を…」
「三笘クリアさんだ」「メンバーやべえ」三笘薫の愛妻となでしこ5人衆の“集合ショット in Brighton”が反響!「こんな凄い繋がりがあるとは」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ