ここからの1か月は〝人生でもっとも重要な期間″になるはずだ。
ともにU-23日本代表で、リオ五輪最終予選で活躍した中島翔哉と室屋成が、FC東京の全体に練習に合流した。前者は右膝内側側副靭帯の損傷から、後者は左第5中足骨骨折から復帰し、ランニングメニューなどをこなす日々を経てようやく実戦に出られるような状態まで回復した。
ふたり揃って、6月12日のJ3・藤枝戦(味の素フィールド西が丘/14時キックオフ)で出場する可能性も出てきたわけだが、ここからリオ五輪のメンバー発表(7月初旬予定)までのおよそ1か月は、彼らにとって〝人生でもっとも重要な期間″のひとつになる。
チームの立ち上げ当初から手倉森ジャパンで10番を背負うアタッカータイプの中島は、その背番号に見合った実力をFC東京U-23で示さなければいけない。本人も「世界と戦えるリオ五輪は楽しみ」と話しているだけに、J3の舞台でも類まれなテクニックを武器にゴールでアピールしたい。
またSBの室屋はここからの数試合でリオ五輪最終予選と同等のパフォーマンスを披露する必要がある。リオ五輪のメンバー入りを果たすうえで、「6月29日の南アフリカ戦に招集されなければ終わってしまう」とコメントしており、急ピッチでコンディションを上げなければならない。
藤枝戦でピッチに立てば、室屋はJリーグデビューとなる。昨季は特別指定でFC東京に在籍した時期もあったが、結局はベンチ入りすらできなかった。そうした悔しさも味わっている室屋にとって、プロデビューはひとつの区切りになるはずだ。
果たして、〝遅れてきたルーキー″室屋は6月12日の藤枝戦でプロデビューなるか。期待したい。
ふたり揃って、6月12日のJ3・藤枝戦(味の素フィールド西が丘/14時キックオフ)で出場する可能性も出てきたわけだが、ここからリオ五輪のメンバー発表(7月初旬予定)までのおよそ1か月は、彼らにとって〝人生でもっとも重要な期間″のひとつになる。
チームの立ち上げ当初から手倉森ジャパンで10番を背負うアタッカータイプの中島は、その背番号に見合った実力をFC東京U-23で示さなければいけない。本人も「世界と戦えるリオ五輪は楽しみ」と話しているだけに、J3の舞台でも類まれなテクニックを武器にゴールでアピールしたい。
またSBの室屋はここからの数試合でリオ五輪最終予選と同等のパフォーマンスを披露する必要がある。リオ五輪のメンバー入りを果たすうえで、「6月29日の南アフリカ戦に招集されなければ終わってしまう」とコメントしており、急ピッチでコンディションを上げなければならない。
藤枝戦でピッチに立てば、室屋はJリーグデビューとなる。昨季は特別指定でFC東京に在籍した時期もあったが、結局はベンチ入りすらできなかった。そうした悔しさも味わっている室屋にとって、プロデビューはひとつの区切りになるはずだ。
果たして、〝遅れてきたルーキー″室屋は6月12日の藤枝戦でプロデビューなるか。期待したい。

6月9日発売号のサッカーダイジェストは、「ヤングガンズ100」を特集。リオ五輪、ワールドカップアジア予選に向けて注目すべきヤングプレーヤーは? 92~99年生まれの選手を対象に100人ピックアップしました。インタビューでは、柏の伊東選手、浦和の関根選手が登場。またU-23日本代表企画では登録メンバー18人を大予想し、オーバーエイジ選考の近況に迫ります。クラブダイジェストでは、J3で好調の相模原を取り上げています。